お気楽さんぽ

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2018年2月4日日曜日

北野の追儺式には舞妓さんも



寒い寒い冬の雲の間から、お日さまが覗いた昨日は節分日和。ぶらぶらと北野神社へ出かけました。ふだんならチラチラと咲く梅を少しは見かける北野さんですが、今年の蕾は固く、春の兆しは感じられません。まあ、あたたかいので、人の出はそれなりに多いようです。

北野神社では古くから「北野の追儺式」という節分祭が行われています。今年も本殿近くの神楽殿で、茂山千五郎社中による狂言と、上七軒の綺麗どころによる舞踊が催されました。ちょっと遅くなっただけで目の前は人だらけ。アタマと頭の間から覗くように追儺式を見ることになりました。

軽やかな狂言の追儺式も面白いのですが、舞妓さんやお姐さんによる舞踊も、他社の節分にはない華やかさ。いかにも春を呼ぶ催しらしく、数年に一度は足を運びます。最後には、茂山社中と舞妓さん達による福豆まきが。今年はラッキーにも七袋もゲットできました。

北野神社といえば「長五郎餅」が有名ですが、わたしはいつも門前の天神堂で「焼き餅」を買って帰ります。これが、しっかり焼かれた「焼き餅」でうまい。お年寄りの集団も並んで、一人一個ずつ贖っておられました。



おんおんと鬼が哭く声梅蕾