お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2012年7月7日土曜日

家人が育てるモロッコいんげん

カノジョは今年はプランターで、「いんげん」を育てている。ワタシは本当は、紫色の花のきれいなソラマメを育てたかったのだけど、種を撒くタイミングがわからず(忘れていて)、いんげんになってしまった。

いんげん君は、繁殖力がスゴイ。GWのころ同じように種を蒔いたのに、朝顔の方はまだヒョロロと、か細い茎を伸ばし始めた段階。本気になるのは梅雨が終わってからよ、という顔をしている。なのにいんげん君は、もう十分に本気で、白い花を咲かせ、食べられるほどの実までつけ始めた。
ゴーヤもスゴかったが、いんげん君もスゴイ。これは、観賞用の植物と、収穫用の植物との生命力の違いなのか。同じ蔓科の植物なのに。

越冬をしたハイビスカスは3本のうち2本。1本はたくさん花が咲いているが、あとの1本はまだその気が見えない。ブーゲンビリアは4本のうち、3本が越冬に成功。やっと小さい濃いピンクの花を咲かせ始めた。横のほうでは、種から育てている藤の木の若い枝が、ナマズのヒゲのように暴れまわっている。

今年の夏はどれくらい暑くなるのかしらん。大雨ばかりでは、ハイビスカスもかわいそうだ。いんげん君の日陰の下では、ししとう君が気持よさそうに実をつけ始めた。

2012年6月22日金曜日

ブルーのAO号でお出かけ

自転車を買った。8年ぶりだ。今まではGIANTの安価タイプに乗っていたが、手入れが悪く、サビサビになっていた。サドルもボロボロに朽ちて、乗る気になれない。ぶらぶら散歩が好きなワタシは、ぶらぶら自転車散歩も好きで、前は京都の町を横断して、東山辺りまでお出かけしていた。
チリンチリン

新しい自転車はライトウェイという日本のメーカーのもので、近くの自転車屋さんで2年前のを1万8000円ほど値引きしていた。8軒くらいの自転車屋さんを見て回ったが、結局ご近所の自転車屋さんにベストのものがあったわけだ。型の古いのは気にならない。安くて、きれいな色のが欲しかった。

さぁ、これからは時間もあるし、自転車散歩もガンバルぞと思うが、2時間乗ったらさすが腿が痛くなってきた。最近あまり乗ってなかったからなぁ。でも前みたいに尻が痛くない。サドルの材質も良くなったのだ。

京都は自転車にピッタリのサイズだ。西から東へ横断しても1時間ほど。ただ、南から北へずっと上りになってるので、帰り道に登りが続くのはツライ。どうしても帰りのラクチンを考えて、北へ北へと道をとってしまう。鴨川や桂川といった川縁のサイクリングロードが整備されているのもうれしい。これからはチリンチリンのお気楽さんぽも増やしていこう。

2012年6月6日水曜日

40年前から鴨川で呑んでいる

この頃、大学の時の友だちと会うことが多くなった。このメンバーとは3・4年に1回だったゴルフが、半年で2回行った。もうすぐ3回目の予定も入っている。
この前は、広島から出てきた(出張で仕事に来た)友人と鴨川の川床で呑んだ。飛び込みで入れる、手軽な床だったが、気分は満点。すこし寒いかなと感じるくらい。夏の床と違って、今頃の床はトワイライトタイムが長い。目の前に南座とレストラン菊水。7時半頃まで、夕空は明るかった。
昔、クラブの歓迎コンパの折、鴨川に入っていく酔っぱらいを止めたのも、この辺りだ。しかし、この友人とサシで呑むのは多分初めてだな。息子が来月結婚するらしい。

そして昨日は後輩のひとりから、なんと詩集が送られてきた。クラブのOB会ともなるといつも幹事してくれるご陽気な奴なのだが、「詩人」だったとは。なんでも2冊目の詩集らしい。定年のお知らせと一緒に送ってくれた。編集者の言葉を読んでも、詩に関わってきた年月は相当に古いようだ。いやぁ~、びっくりさせてくれるわ。
付き合ってる友人のどれだけの事を、俺は知っているのだろうか。

みんなそろそろ会社勤めを終え、ふるさとに帰っていくように、大事な頃をいっしょに過ごした友達の輪に帰ってくる。そういう、お年頃なのね。これからの付き合いこそダイジにしよう。そうした気分がビンビン伝わってくる。
川床で呑んだ後、そやつと BAR「ターバン」に行った。20代の頃から呑みに行っていた大切な店。久しぶりに顔を出したが、ほっこり落ち着ける。
いかんいかん。後ろを向いて、心地いい気分になっている。
でも、夕暮れの先斗町はやっぱりいい。

2012年5月24日木曜日

神戸のギャラリーPAXREXへ

神戸・元町に PAXREX というギャラリーがある。そのオーナーさんは元代理店のデザイナーYさんで、若い頃、あるクライアントの仕事でいろいろご指導いただいた。うちの会社出身のカメラマンたちも個展でお世話になっているギャラリーだ。
そのギャラリーに会社の先輩が一緒に行こうと誘ってきた。神戸も久しぶりなので、ちょっと出かけた。

「PECHU(ペチュ)さん」という、アーティストの個展をしていた。極細のボールペンで繊細な絵を描くアーティストだ。中学の美術で、シダの葉などの精細な絵を描いた夏休みの宿題を思い出した。何種類かのシダの葉を、胞子の一つ一つまで鉛筆を尖らせて、写生していく宿題だった。念入りに何時間もかけて描いた精密画は、それなりに美しい出来ではあった。でも指にタコができかけていた。

極細ボールペンで描かれたPECHUさん
の、金魚シリーズや宇宙シリーズ。
原画をスキャナーでスキャンし、特別
なプリンタでプリントされ展示されて
いる。イラストレーターというよりデザインで見せるアーティスト。モノクロ、赤と黒、シャープな感覚が都会的でかっこい。

このギャラリーはもう閉めるらしい。Yさん曰く、運営費が大変だし、一週間どこかに旅行ということも出来ないらしい。お疲れさまでした。最後の個展になるかもしれないこのPECHUさんもまだ無名で、いろいろなデザイナーに紹介してほしいとか。あの湖西の酔っぱらいの装丁デザイナーにぜひ紹介したいと思い、絵葉書を買った。

さぁ、神戸出身の先輩はどこへ呑みに連れてってくれるのだろう。
お目当ての居酒屋があるらしい。

2012年5月13日日曜日

BAR探偵の夜

その探偵は、百万遍にいた。大きな通りからちょっと中にはいった、商店街のハズレのような場所だった。夜だったから。正確に言えば1軒目の店で呑んだ後だから、はっきりと見えてはいないが、焦げ茶のスーツを着ている印象だった。木香薔薇が今を盛りにびっしりと咲き、探偵の左半身を隠していた。木のドアの硝子の向こうでは、なにやら多くの人がひしめいている。「今日は貸切です」の文字。特別な夜が始まっているようだ。

その探偵は、BARの名だ。探偵「濱マイク」シリーズで注目を集めた、林海象がやっている店だ。なんでも古い喫茶店が壊される寸前に買い取って、BARにリユースしているらしい。「古いから、内装がいいでしょ。シンメトリーでないところがいいんです」と本人が言っていた。
どうやらこの夜は、開店5周年のパーティの夜だったらしい。連れの一人、謎のウクレレ弾きが強引にスタンディングでOKだからと、ぐんぐん店の中に入っていく。

その夜の探偵は、映画好きのおもちゃ箱みたいだった。造形大学の映画学科の学生たち、映画の照明さん、新聞記者、女優らしい女はカウンターに座ってハイヒールを投げながら浅川マキを歌っていた。
そのカウンターの奥には林監督の秘密の部屋。本箱をギィと押せば、潜水艦のような部屋に入れる。どうやらここが個人事務所で、今夜だけ特別開放らしい。「この赤く鉄さびの浮いた壁、潜水艦らしくていいでしょ。みんなベニアです。映画はベニアです。映画の美術さんはスゴイんです」とうれしそうに説明してくれた。そういえば「探偵事務所は奥へ」の張り紙もあった気がする。

その探偵を、あとにしたのは、日付が変わるちょっと前。湖西に住むもう一人の酔っぱらいは、あわててタクシーに飛び乗って駅へと向かった。

2012年5月6日日曜日

筍を掘ってきた

ゴールデンウィークの真ん中あたりで、筍掘りに行ってきました。昨年亡くなった義理の兄のお友達が、春になったら筍とりにおいでと、誘ってくれていたからです。
その I 氏が住んでらっしゃるのは月ヶ瀬。梅林のすぐ近くです。いつもゴルフへ行く木津の方から、木津川に沿って東へ。笠置を通り、月ケ瀬口から南へ向かいます。京都から約2時間。でもR163は昔より走りやすくなっていました。

この I 氏はなんでもこの月ヶ瀬に移って12年くらい。自給自足的な暮らしをされているそうです。家のまわりにいろいろな食べられる葉の樹木を増やし、畑を耕し、お客さんを招いては旬の味覚をふるまってるとか。
京都に住んでいながら、筍掘りは初めてです。あいにくのぐずぐずの天気の中、裏山へ。よくみる、ふかふかの竹の林と違って、山の斜面に生えている筍は、土も結構固い。小さなシャベルで掘り出して行って、筍の全体の姿が見えてからスコップをグサリと入れて切る。
天気の悪いこともあって、掘りおきしてもらっていた筍とあわせ、たいそうな量の筍をいただいて帰りました。

筍掘りのあとは、奥さんの手料理の山菜づくし。なんでも自然食品の料理研究家とかで、料理のおいしいこと。・たらの芽 ・ウド ・よもぎ ・こごみ ・コンフリー ・ こしあぶら などなど、食べたことのない山菜の天ぷらもありました。
自然の中で、季節を五感で感じて暮らす。街を離れられないボクとしては、こういう人とのおつきあいはとても大切かもしれません。

2012年4月30日月曜日

アンティークの宿題


「葡萄屋」という骨董屋をやっていた友人がいました。亡くなって、もう随分たちますが、彼のお店から買ったいろんな家具はまだまだ健在で、現役で頑張ってくれています。
それらのアンティークたちは、そんなに古いものでもなく、値が張る物でもありません。それでも、今の家具にはない凝ったデザインがさりげなく、なされています。毎日の生活に落ち着いた雰囲気を与えてくれます。

そうした家具に混じって、どう使おうか?という衝動買いしたモノが二つほどあります。一つは、樽のカタチをした洋酒入れみたいなものです。昭和30年代ころ、江分利満氏のような人が応接間のステレオの横に、シェーカーやカクテルグラスを入れておくのがブームだった、そんな代物です。
トリスかなにかの景品?それともトリスバーの装飾品?この樽に、フェルトを張って、ミニバーをつくろうと思って30年。月日の経つのははやいけど、まだ手付かず。なんとか実現したいと思います。

もう一つは、底が野球のホームベースのような、五角形のガラスの入れ物。底面、そして後ろ2面が木製で、天面と前3面がガラスです。なんでも、昔の薬局で薬を入れて売っていたショーケース、と聞いたような記憶があります(けっこうデカイのです)。なぜ買ったのでしょう。今や記憶もあやふや。
きっと、どんな形か、解ってもらえないでしょうね。でも、すぐに撮影できない状態なのです。あしからず。
このケースならミニの温室を作れるかも! 白い砂を敷いてミニ椰子の木などを植え、南国の島のジオラマを作ってやろうと思った日もありました。そんなこんなで30年。なんとかしなければ。お見せすることも出来ません。

2012年4月15日日曜日

不思議な花がいっぱいだわ


不思議な花は見ていて楽しいです。日本の草木の中にも面白いのいろいろありますが、不思議なのは熱帯系に多いようです。そちら系はまず色が鮮やかです。とんでもないカタチがユーモラスです。だからたまには、植物園の大温室に行ってみたくなります。

不思議な植物を見ていると、SF映画の都市空間のなかを飛んでいるようです。もう、ブレードランナーの世界です。また、アールデコのエミール・ガレのガラスの世界に遊んでいるようでもあります。こういう花を家でも育てられたらと思うのですが、無理です。きっと大きな温室が必要で、贅沢な趣味になってしまうことでしょう。
黄色い花はオアフ島のハイキングコースに咲いていた花です。普通に咲いている花らしく、街中でも見かけました。見るからに痛そうな、磔の刑にでも使われそうな木は、ホノルルの街中の植物園にすくっと立っていました。近くに行ってつまづいて、手をついたらもうおしまいです。こんな痛そうな木を見たのは初めてです。










かわいい蕾のような花は府立植物園の温室で見つけました。なにかプラスティックで出来ているような、未来的な花が群生していました。こうした思いがけないカタチの花は、高山植物にも多そうです。高山に登る、というのはハードルが高いので、六甲の高山植物園にでも行ってみることにします。

2012年4月9日月曜日

(2)生駒山を縦走、噂の暗峠へ

お昼を食べて、いざ出発。生駒山頂の遊園地までもう少しなのですが、今日はしんどくてその気力がありません。もう一つのお目当て「暗峠」を目指して歩き出します。歩く道は「生駒山縦走ルート」。くさか園地やぬかた園地など、府民の森を縫うように走るハイキングの専用路。この道がとってもいいのです。もう、ほぼ登りはないという安心感とともにゆっくり歩けば、「ホーホケキョ」鶯の鳴き声も聞こえてきます。

朝は曇だったのに、すっかり青空。木立の間を抜けて進むと、突然、里へと降りてきました。目の前にクルマの通る道が。ここを500mほど登れば、「暗峠」の標識がありました。

「暗峠」そして国道308号。その名は、奈良の友人からよく聞いていました。「細いキツイ道なんや」。しかも司馬遼太郎の本にもよく出てくる道。一度は行ってみたいと思っていた旧街道です。
峠までは、石畳の旧道。お地蔵さんの祠などがあり、農家の間を抜けていきます。峠のそばには茶屋もあり、雰囲気は抜群。絵になる峠です。奈良側からママチャリで来た大学生が家へのお土産を買ったりしています。
ここで冷たいお茶をいただいて、暗峠道を下っていきましたが、聞きしに勝るスゴイ道ではありました。

こんな細い国道があるの? こんな急勾配の国道があるの? 帰ってからGoogleで「国道、日本でいちばんの勾配」とか検索すると一発でありました。「平均斜度20%、最大斜度37%」。 スキーでも35度の壁は絶壁に見える傾斜です。そんな道をクルマが走るのです。あな恐ろしい。このR308、「自動車が通行可能な国道としては日本一の急勾配」だそうです。

先ほどの茶屋で見かけた大学生もママチャリに乗れず、ずっと押して下っていきます。ヘアピンカーブのところでは、ホイルスピンでもするのかタイヤの黒い後がベッタリ。その昔、お伊勢参りの難所と云われた道というのもよくわかります。
こんな急勾配で、車一台分の道だから、対向車が来たらもうゴメン。佐川急便の軽トラの運ちゃんも、対向車を見たとき「アッ」という声がでたようでした。でも大変なのはそれから。泣きながらバックしてました。

午前中の登りも直線的でしたが、このR308も直線的に下っていきます。下りでヒザにくる人にはとてもおすすめできないルートです。この道を下れば枚岡神社。河内国一の宮の神社にお参りして、帰途につきました。

この国道308号については知らない人の、こんなHPがありました。無断転載ですが「酷道」の様子を写真でレポートしてくれています。
http://blog.livedoor.jp/tabichari/archives/53522324.html

2012年4月7日土曜日

(1)石切から生駒山ハイク

しばらくぶりのハイキング。ちょっと足を伸ばして、石切神社から、生駒山へ登ってきました。
まずは近鉄で「石切」へ。行ってみたかった、饒速日命(ニギハヤヒノミコト)を祀る「石切劔箭(いしきりつるぎや)神社」へ向かって参道を下る。いつかテレビで見た、あの光景。占い師の店、漢方の店、パワーストーンの店が軒を連ね、独特の雰囲気の参道。ここはおばあちゃんたちの原宿だわ。

参道の途中に「日本で三番目に大きい大仏」さんというのがあった。作ったのは坂本さんとか。そうか、ボクたちの小さい頃から京都・新京極にある「マムシの坂本」なんだ。瓶に浸けられたマムシが店頭に飾ってあった、あの坂本漢方か。石切は漢方の町。坂本さんはここを本拠地に、漢方で稼いだお金を、石切神社をはじめいろんな場所に寄進されていたみたいだ。

神社にお参りして、さぁ出発。グダグダと降りてきた参道を登るだけでも疲れてしまう。はや12時。上ノ宮からまっすぐ生駒山へ。ずっと、ずっと登りです。辻子(ずし)谷ルートという信仰の道らしい。谷ぞいの小道を登って行くと、あちらこちらから香辛料の匂い。カルダモンやニッキなど、カレーでおなじみの匂いが漂ってくる。この辺りは漢方薬製造の里、けっこう大きな工場もありました。
しばらく歩くと復元された、大きな水車。こうした水車が川沿いに80カ所ほどあり、漢方の野草や木の皮を石臼で挽いていたという。

この辺りでまだ、行程の1/3。ここからは「興法寺」を目指し、石の階段道を上がっていきます。道の途中には石仏も多く、なかなかいい道のはずなのですが、もうしんどい。足があがりません。生駒山642m、ちょっとなめていたかも。

こんなに直線的にまっすぐ登っていく道とは思いませんでした。やっとのことで着いた「興法寺」は、行基さんや空海さんが修行したという、いかにも険しい山の中にあるお寺。ここでちょっとひと休みして20分ほど登ると、大阪が展望できる場所へ。大阪ドームも、WTCも、すぐ目の下に。双眼鏡で見ると明石海峡大橋や淡路島まで見えます。
ここでお昼をいただくことにしました。(つづく)