お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2013年3月28日木曜日

桜でうきうき、「ジャンゴ」でがっかり


東京ではもう、桜も満開だそうだ。寒くなってきたのと、雨で、週末の花見は期待できないとか。京都の桜はまだまだ、これから。早めに咲くしだれ桜だが、法金剛院の西行桜も満開はこれから。ソメイヨシノも三分咲きになったくらいかな。はやければ、日曜くらいに暖かければ花見が出来るかも。

一昨日は、会社が休めたので映画を観てきた。タランティーノの「ジャンゴ」。それにしても最近は映画の上映期間が短い。いつも行く二条のシネコンでは「ジャンゴ」はもう終わりかけ。平日は夜の1回興業だけだ。しかたなく三条のシネコンをネットで見れば、こちらはまだやっていたので、ネットで予約。即、見に行った。

結果から言うと、がっかり。マカロニ・ウェスタンへのオマージュということで、相当期待したが、空振り。初めのタイトルは感じが出てたのに、尻すぼみ。タランティーノのアカデミー脚本賞、嘘だろう。

ボクの場合、マカロニウェスタンの印象は、ギラつく太陽だ。水のない砂漠から、すべての水分を蒸発させるような、容赦ない熱と、立ち上る陽炎。陽炎に揺れる、太陽、サボテン、馬や人のシルエット。それなのに、それなのに。タランティーノの「ジャンゴ」には、それがないのだ。血しぶきのリアルさ、ひつこさはタランティーノ節だけど、灼熱感がないんだもの。
囚われた奥さんが、炎天下の下の鉄の箱に入れられて、拷問されているんだけど。全然熱くなさそう。鉄の扉を開けて、バケツの水を奥さんにぶっかけても「ジュッ!」ともいわないもん。珉珉の餃子で蓋を開けて水をさしたら、ジュッジュッって、音して、蒸気がもうもうとたちあがらなきゃ。あの感じがないもん。ザラつかないもん。全編にわたって、詰めが甘いと思ってしまったのでした。
クリストフ・ヴァルツも、ディカプリオも、とってもいい味出してたのに、残念でした。

帰りのエスカレーターで、40代位の夫婦が「高級なマカロニ・ウェスタンやなぁ」と云っていた。この人達はリアルタイムでマカロニを見たことがないのだろう。「高級なマカロニ・ウェスタン」なんて、ちっとも美味しくないんだよ。

ちなみに、この前観た「世界にひとつのプレイブック」はまぁまぁ楽しく見られた、主演女優賞をとったジェニファー・ローレンス、おめでとう。その前の「ハンガーゲーム」から、いいなぁと思っていたよ。

2013年3月1日金曜日

大きくなったぞ、モンステラ


このモンステラは、その枝ぶりに迫力があります。ハワイでよく見かける植物で、部屋の中をハワイの雰囲気にしてくれます。ハワイ柄のプリントで、花といえばハイビスカス。葉っぱ柄なら、このモンステラです。楕円の葉っぱにきれいに切れ込みが入って、南国って感じ。
しかも、日本の気候にも強く、何回も京都の冬を越えてご覧のように大きくなって、生き延びてきました。夏も冬も、室内にいれています。冬がうまく越せない南国植物の中でも、頑張り屋さんで手間いらずです。

一つの葉の根元から、新しい一枚の葉の芽とヒゲのような根が1本出てきます。この伸びた根を、茎の周りにくるくると巻いてやります。湿気の多い6月くらいには、いきなり大きく育ってしまうことも。ボリュームがあるので、こいつが一鉢あると部屋の雰囲気がぐんと変わってきます。

この初代モンステラは一鉢500円くらいからここまで成長しました。花屋さんでもこれくらい大きいのは、けっこう高いン万円の値段が付いていて、うれしくなります。よくぞ、育った。だから今は買わずに、葉っぱ一枚を切って、水に浸して、根を出したら植え替えて、増やしていくのです。が、なにせ場所取りの植物だから、むやみに増やすわけにもいかない。
モンステラの愛好家は多いみたいで、いろんな情報がネットですぐ手に入ります。そうそう、虫が付きにくいというのも大きな魅力です。

2013年2月8日金曜日

北野神社で「福は内」「福は内」


2月3日節分。どこか面白そうな節分はないかと、「京都手帳」などを見ると、おなじみの北野神社でも茂山千五郎社中の狂言と、上七軒の舞妓さん芸子さんによる踊りがあるらしい。

まずは、前に紹介した「誠養軒」で餃子と焼きそばを食べて、いざ北野さんへ。本殿の東側の神楽殿で行われるよう。1時開演のところ、15分前に着いたが、正面も横もすでに見物客でいっぱいだ。

狂言は北野神社のオリジナルのものとか。菅原道真の舎人をしていた十川能福(そごうのうふく)という人を祀った「福部社(ふくべしゃ)」というのがあり、お詣りすると、招福や金運のご利益があるらしい。その福部社のご祭神である福の神が主人公。
北野神社にお詣りにきた善男善女を深泥池の鬼が襲うが、福の神が出てきて、鬼を払うという「北野追儺(ついな)狂言」。茂山逸平さんもいたが、今日は裏方にまわってかいがいしくお手伝いをされていた。

その後、上七軒のきれいどころ五人による艶やかな踊りが奉納された。きれいな舞妓さん一人と、色っぽい芸妓さんを見っけ。
最後に舞台から、出場者全員や神主さんたちによる豆まきが行われた。福豆も3袋ゲット。
北野の梅ももうだいぶふくらんでいて、こちらのお楽しみもすぐのようです。

2013年2月2日土曜日

睨みをきかす鍾馗さん


 京都の町中を歩いていると、多くの家の庇(ひさし)に鍾馗さんを据えているのを見かける。他の土地でもそうしているのかどうか知らないが、家を災いから守るため置いている。なんでも、鬼より強い鍾馗さんということで、鬼瓦の対面に置かれることが多いようだ。上を向いて歩いていると、ほんと、いろんな表情をした鍾馗さんに出会える。

瓦屋さんのホームページを見ると、家同士で睨みあわないように、横を向いた鍾馗さんがあったり、鍾馗さんの代わりに「おたふく」を置く家もあるらしい。ご近所付き合いもたいへんだ。
そのホームページでは、地震や火災から住まいを守るインテリアとしても売られていた。沖縄のシーサーのように、西京極あたりで京土産として売られる日も近いかも。
下の写真のように鍾馗さんをショーウィンドウに並べた瓦屋さんを時々見かける。やはりマンガチックな表情をしているものより、小さくてもキリッと強そうな鍾馗さんが売れ筋なのか。こんど町中をお散歩するときは、庇に座っている「おたふくさん」を探してみよう。

ところで、イテテテテッ! 家に鍾馗さんが無いためか、お散歩しすぎたせいか、先々週から足の踵が痛くなり、歩けなくなりました。しばらくビッコで会社に行ってました。今はほとんど治ったのですが、接骨院をやってる友だちに見てもらったところ、足底の筋が伸びきってしまって土踏まずが無くなっているとか。フクラハギのヒラメ筋が炎症を起こしていて縮こまっているせいらしい。それに引っ張られて足底の筋が伸びきるとか。テーピングをしてもらい、テープをもらい、サポータなどしながら、やっと治ってきました。

2013年1月20日日曜日

お~珍しや、アヴァンタイム



2002年頃に発売された、ルノーの前衛的なデザインのお車。こんなに車体が長くて2ドア。しかもセンターピラーなしのハードトップ。中は5人乗りの応接室のような革張りシート。とくに後ろからの眺めが独特です。デザイナーは、パトリック・ルケマンという人で、この頃のルノーのデザインをリードしていたデザイナーです。

私の愛車もこの人のデザインしたメガーヌⅡというクルマ。リアガラスからヒップのあたりが、このアヴァンタイムのデザインを受け継いでいます。もう8年乗っていますが、デザインは全然古い感じになりません。そういう意味では変わったデザインのクルマはお得です。
でももう老化は避けられず。あちこちに強化プラスティクを使っているので、鋼板との色の褪せ方が違っていて、ボディがグラデーションみたいになっています。この前、下取りいくらか聞いてみたら、なんと10万円。そんな、あほな!個性的なクルマは中古になっても売れないのよね、といわれてしまいました。あと2~3年は乗り続けます。


メガーヌの話はともかく、このアヴァンタイムは500万くらいするうえに、こんなに変わったスタイルですからなかなか売れません。3年ほどで生産中止になってしまったそうです。京都市内でも見かけるのは時々です。でもやはり、存在感があります。
日本車も売れ筋の無難なデザインばかりでなく、昔のコスモやフェアレディやキャロルのような、見た目にも楽しいクルマを出してくれたらいいのに。もうエンブレムを見ないと、どこのメーカーのクルマかわからないもんねぇ。

2013年1月14日月曜日

ロマーノ、柳家、サクセス


みんな会社の近くにあった喫茶店です。その頃の広告プロダクションでは、多くの人が昼間は喫茶店にたむろしていたのです。学生時代の就職活動時、先輩の先輩を訪ねて会社訪問した時も、まず喫茶ロマーノで待ち合わせ。そこで会社の人や社長に紹介され、そこで作品を見せ、面接までされてしまいました。ロマーノはネルでたてるコーヒー。会社に入ってからも3時頃には、ぶらぶら穴にもどるような感じで通っていました。

柳家は会社からちょっと離れているのですが、地下鉄 肥後橋駅の近く。クライアントに打ち合わせに行った帰りなどに寄っていました。ネルでたてたストロングコーヒーが懐かしく美味しかったお店です。その当時からレトロな店内。でも、ストロングコーヒーは当時でも珍しくなっていました。オヤジさんと娘さんで(多分)営んでおられました。

サクセスは、つい最近までよく行っていた喫茶店。昼飯の後に2日に1回はサイフォンでたてるコーヒーを飲みにいってました。「美人ママのお店」の看板もだいぶ古くなってきました。ここのママとはゴルフでのお付き合いももう20年ちかくになるでしょうか。「能勢CC」へ「美加の原GC」へ、よくおつきあいしていただいています。
コーヒーを飲む前に、リンゴや柿やメロンやと、フルーツも出してくれて、コーヒー300円也。申し訳ないほどお安いです。しかしこのお店も昨年末で閉店。寂しい限りです。そして、お疲れさまでした。

2013年1月1日火曜日

今年の手帳に、「数」 と書いた


あけましておめでとうございます。
今年の元旦、まず初詣へ。大晦日の「ガキの使いやあらへんで」を見終わって氏神さんの福王寺の神社へ。
そしてその後は、いつもの北野の平野神社へ。今年はいつになく人が少ない感じ。時間がちょっと早いためか?
天気は晴天。ぴしっと冷たい冷気のなか、福王寺の拝殿の上には目映いばかりのお月さんが浮かんでいた。

ところで。年末のBSテレビで、東北の被災地を積極的に映画に撮っている、園子温監督の特集番組があった。カンヌで話題の「ヒミズ」や、最新作の「希望の国」で、なぜ被災地を撮ることにこだわるのか。その答えが、監督が書いた詩で紹介されていた。


「 数 」 園子温

まずは何かを正確に
数えなくてはならなかった
草が何本あったかでもいい
全部、数えろ。 
花が、例えば花が、
桜の花びらが何枚あったか。 
涙が何滴落ちたか
その数を数えろ。
今度また
きっとここに来るよという
小学校の張り紙の、
その今度とは、
今から何日目かを
数えねばならない。
その日はいつか、
正確に数えろ。
もしくは
誰かが伝えていけ。
季節の中に
埋もれてゆくものは
数えあげることが出来ないと、
政治が泣き言を言うのなら、
芸術がやれ。


「むきだしの愛」の感情扇情映画の監督が、被災地への「しつこい思い」を「数」という言葉に託していた。この考えは、イメージ優先の今の時代そのものへの大切なメッセージでもあるだろうと思った。という訳で、今年の手帳のトップページには『 数 COUNT 』 と書いた。私も、「数」という視点を大切に、この1年を過ごしてみよう。

そして今年も引き続いて、東北地方のお酒を呑んでいこうということで、お正月のお酒はこの2本。いただきます。

2012年12月24日月曜日

iPhone3GSが破裂した


先月、新しいiPhoneに替え、古いiPhone3GSはクルマのなかで音楽専用で使おうと思っていました。多くのアプリを外し、WiFiやキャリアも外し、ハードディスクの余った分にアルバムを増やし準備万端。でも自然放電というか、何も使わなくてもバッテリーってなくなっていくんですね。

2週間もすればすっからかん。充電して満タンにして、放っておくとまたすっからかん。満タン充電して・・っと、3回ほどこんなコトしたでしょうか。

先日、写真のように、パカッとiPhoneが破裂してるではありませんか。まるで、焼きハマグリのよう。ようく見てみると、奥のバッテリーらしきものが膨張してブヨブヨに。それが基盤を押し上げ、ガラス面を押し上げ、見るも無残。ついひと月前まで使っていただけにショックです。買って使って丸3年。バッテリーもヘタレずによく持つもんだと感心していた矢先ではありました。

バッテリーを完全放電して充電を繰り返すとまずいということなのか。 お前は大丈夫か?新しいiPhoneをじっと見つめてしまいます。

それにしても新しいiPhone。進化していくのはいいのですが、iTuneのインターフェースがかわったりなどと、進化に追いついていく努力もしんどくなってきたわ。そんなことない?

2012年12月8日土曜日

お好み焼「お多福」が店じまい


大阪・肥後橋にお好み焼き屋の「お多福」という店があります。僕が会社員になった頃にはあったので、そうとうふるいお店かもしれません。会社から近かったのでよく行きました。仕事帰りにちょっとビールとお好み焼きを食べに。軽く呑んで帰るには、いいコースなのです。後輩から相談事を聞くときも、ゆっくり食べながら聞けるので、時々利用してました。昼間の定食には人が並んでいて、ほとんど入れませんでしたが。

同年代の酒を飲めないデザイナーとも行きました。そのデザイナーとは入社した時から、よく組んで仕事をしていたので、「お多福」でいろんな話をしました。まだ20代の頃の話です。

「特満月」というのがオリジナルメニュー。ミンチの入っているお好み焼きのウマさもこの店で知りました。家でお好みをするときも、ときどきこのミンチバージョンを食べます。

この「お多福」が今年いっぱいでお店を閉めるとのこと。この前行った時も、1時間半ほどの間に、2階の席には僕ら一組だけでした。昔は繁盛していて、あちこちでワイワイみんながしゃべっていたのに、ウソのようです。
この店には甘いものもあり、OLも多かったのに。「お多福」の人も、今年閉める店多いですわ、と云っていた。
喫茶店も居酒屋も寿司屋もこうしたお店も、チェーン店ばかりになってしまって、個性的なお店が潰れていく。どんどん殺風景な街になっていきます。

2012年12月2日日曜日

晩秋ならでは、錦織の光景


もう秋も終わり。最後の紅葉でも見ようと、真如堂から南禅寺方面へ。93番のバスに乗って、丸太町通りを西から東へ一直線。岡崎神社から黒谷さんの方へ、そして真如堂へ。さすが、紅葉の名所だけあって観光客の多いこと。
近づいて見れば、紅葉はだいぶカサカサに枯れ散ってはいたが、少し離れて見る落ち葉のグラデーションもまたきれい。

真如堂から白川通りの方に抜け、岡崎の野村美術館の方から南禅寺へ。ちょっと中に入ると人も少なくなるが、南禅寺に近づくとまたすごい人。湯豆腐やを食べさせる有名な店は、お客さんがずらっと並んでいた。ボクたちも何か食べたいと思い、岡崎方面へ。

行きたかったそば屋が閉まっていたので、グリル「子宝」へ。いつもいっぱいなのに、なぜか2人しか並んでない。今日はいつものオムライスはやめてハイシライスに。ここの兄ちゃんはお水をおかわりすると、グラスから水のポットを80cmくらいあげて滝のように落下させてくれる。お兄ちゃんも楽しそうに入れてくれるから、このお店にきたら水のおかわりは必須です。

きれいな紅葉も、もう終わり。誰が写真とっても美しい京都の秋です。