あけましておめでとうございます。
今年の元旦、まず初詣へ。大晦日の「ガキの使いやあらへんで」を見終わって氏神さんの福王寺の神社へ。
そしてその後は、いつもの北野の平野神社へ。今年はいつになく人が少ない感じ。時間がちょっと早いためか?
天気は晴天。ぴしっと冷たい冷気のなか、福王寺の拝殿の上には目映いばかりのお月さんが浮かんでいた。
ところで。年末のBSテレビで、東北の被災地を積極的に映画に撮っている、園子温監督の特集番組があった。カンヌで話題の「ヒミズ」や、最新作の「希望の国」で、なぜ被災地を撮ることにこだわるのか。その答えが、監督が書いた詩で紹介されていた。
「 数 」 園子温
まずは何かを正確に
数えなくてはならなかった
草が何本あったかでもいい
全部、数えろ。
花が、例えば花が、
桜の花びらが何枚あったか。
涙が何滴落ちたか
その数を数えろ。
今度また
きっとここに来るよという
小学校の張り紙の、
その今度とは、
今から何日目かを
数えねばならない。
その日はいつか、
正確に数えろ。
もしくは
誰かが伝えていけ。
季節の中に
埋もれてゆくものは
数えあげることが出来ないと、
政治が泣き言を言うのなら、
芸術がやれ。
「むきだしの愛」の感情扇情映画の監督が、被災地への「しつこい思い」を「数」という言葉に託していた。この考えは、イメージ優先の今の時代そのものへの大切なメッセージでもあるだろうと思った。という訳で、今年の手帳のトップページには『 数 COUNT 』 と書いた。私も、「数」という視点を大切に、この1年を過ごしてみよう。
そして今年も引き続いて、東北地方のお酒を呑んでいこうということで、お正月のお酒はこの2本。いただきます。