お気楽さんぽ

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2010年2月27日土曜日

お楽しみは、「大脱走」


ドイツの捕虜収容所に入れられた連合軍将校の捕虜たちが、トンネルを何本も掘って脱走を計画するという一風変わった戦争映画「大脱走」。「荒野の七人」であてたジョン・スタージェス監督の、1963年の作品。今見ると、そうそうたるスターが競演している。捕虜になって何が出来るか。実話に基づく、「脱走という戦い」のドラマだ。
なんといってもマックィーンのかっこ良さや自由さに、憧れてしまう映画なのである。なにしろ、この映画で、マックィーンが好きになってしまったのだ。なのであるが、何回か見るうちに、ワタシのココロに深く残っていくのは、ジェームズ・コバーンの飄々とした脱出シーンであった。

「飄々」という人生のスタイルがとても大切だと、この映画のコバーンは教えてくれた。ラスト近く、コバーンは自転車にトランクをくくりつけ、ゆっくりと田舎道から脱出してゆく。なにごとも焦らず、隠れることなく、真っ直ぐ、ゆっくり進んでいけばいい。ジョン・スタージェスの映画にはなぜか、こうした「飄々とした」男たちが多く登場するのだが、この映画のコバーンはひときわ軽い風のような感じだ。



「飄々と生きる」とはどういうことか。さらに、その思いに答えてくれたのが、ジョージ秋山の「浮浪雲(はぐれぐも)」だ。浮浪の旦那はお金持ちではあるけれど、飄々と生きていけるのはそのおかげだけじゃないだろう。
飄々とした生き方は、まともな人間としての感覚が体の芯に通っていないとダメなんだ、と、いうことなのだろう。映画もマンガも、人生まだまだ勉強だワ、と教えてくれる。

2010年2月21日日曜日

こんな嵐電で、通勤してます

毎朝、乗っている嵐電(らんでん)をご紹介します。この電車は、小学校に通うときから乗っていました。「四条大宮」駅から「嵐山」駅への線を嵐山線、途中の「帷子の辻」駅から「白梅町」への線を北野線といいます。
小さい頃は、「白梅町」までではなく「北野」(天満宮の手前まで)が終点でした。市電の北野線が廃止になったのと同じ頃、現在の「白梅町」まで、線路が短くなったと記憶しています。

京都の市電がなくなってしまったので、京都で唯一、車道を走る路面電車です。車の信号で電車も停車します。路面電車に慣れていない観光客はビックリしています。事故が起きそうで、起きない。あまりにもスリリングすぎて皆が気を付けているからでしょう。アブナイのは年寄りで、電車が来ても平気で道を渡っています。

ワタシが好きな電車は、上の写真のレトロな色の電車です。旧い車輌に、塗装や内装をし直して走っています。なかなかおしゃれです。昔は、小学校の校舎のような油びきの木の床でした。その旧さも良かったのですが。

この10年ほどの間に、車輌をラッピン
グして広告媒体にするなど、嵐電も変わってきました。広告ではないですが、源氏物語の絵巻がラッピングされた電車は、中吊りポスターの代わりに絵巻の絵がかかっています。この、水木しげるの妖怪電車は夏の間はお化け屋敷の電車として走ります。乗った子供たちはわぁわぁ泣いているようです。車内灯を消して、妖怪が乗っているのですから、さぞ怖いことでしょう。

昨日の朝日新聞夕刊の「ぷらっと沿線紀行」でこの嵐電が紹介されました。写真は最近走り出した、梅電車でした。網棚などが梅の造花で飾られ、車内は沿線の梅の名所の写真ギャラリーになっています。北野天満宮は今、五分咲きのようです。

2010年2月11日木曜日

重文の中、ぷらぷら歩ける

この前テレビを見ていると、京都府警の建物がアンティックで格好よかった。どこかの大学の校舎を利用していると思っていたが、違う局の警察ドラマでもその建物が出てきた。タイトルのロケ地協力に、京都府庁旧館の名前があったので出かけてみた。
京都府庁は前に、維新探検隊で訪ねたことがある。新撰組に関係ある京都守護職上屋敷跡だからだ。その時も正面の門は閉まっていた。閉まっているので入れないと思っていたが、なんの東門から自由に入ることが出来た。

威風堂々とした姿の京都府庁旧館は、明治37年竣工(下の写真)。今も現役の庁舎として使用されている重要文化財だ。

ちょっとエアコンなど問題ありそうだが、天井も高く、こんな場所で働くのも悪くない。自由に歩き回れ、昔の重厚な建築美にしばし見とれる。平日なら旧知事室にも入れるらしい。
中庭の作庭がまた、無鄰菴でおなじみの小川治兵衛さんだ。水の流れはないが、さくらの季節は美しそう。ベンチで読書しながら、うたた寝するにはぴったりのお庭だ。

そうそう、テレビドラマの京都府警も本物でした(上の写真)。府庁の隣りに「コの字」形に正面の庭を囲んで、府警の建物が建っていました。もちろんこちらも現役。明治の建物が、平成でもしっかりお仕事している。京都ってシブチン。でもなかなかいいやん、と思えるお散歩でした。
この旧館の外や中は、きっといろんなテレビや映画でロケされているはず。休日に京都御所方面におでかけの折には、ぜひ一度お立ち寄りください。無料です。

2010年2月7日日曜日

今朝は久しぶりの雪景色


今朝は久しぶりに雪が積もっていた。昨日の朝もうっすらと積もっていたが、8cmくらい積もったのは、今年初めて。京都にもやっと冬が来た感じだ。でも、空は快晴。きらきらまぶしい雪景色。だが、溶けていくのも早い。高校生たちがサッカーの練習をしていた真っ白のグランドも、もうすっかり雪は消えてしまった。

雪を見るのが本当に少なくなった。京都では最近は、年に2回か3回積もるくらいだ。どこの町でもそうだろうが、昔はもっと雪が積もっていた。昭和30年代くらいまでか。家の近くの道はアスファルトではなく、地道だったせいか、雪の遊び場になった。

雪なげ、雪だるま、近くの坂道では、ソリまで出来た。そんなことして遊んでいる子どもたちを見かけなくなった。
子どもたちは最近、外で遊ぶのを忘れているみたいだけれど。

ベランダの小さな鉢の植物たちもすっぽり雪につつまれていた。今は育てている野菜もなく、静かな佇まい。
写真に写っている北の山も白かったけれど、あっという間に雪が消えてしまった。もっと西の方には愛宕山があるが、さすがそちらはまだ雲に覆われていて、山頂では雪が降っているみたいだ。

2010年1月31日日曜日

今年の春便り、第一便です

昨日はとても暖かく、病院にお見舞いに行った帰りに御所をブラブラ。なんともう、梅が咲きはじめていました。近づくと梅のよい匂いがほのかにただよってきます。御所をバックに梅の写真をと思ったのですが、見まわしても咲いているのはこの梅の木のみ。でも他の白梅などもぷっくらと蕾がふくらみ、ずっと暖かだと来週はもっと咲き、カメラを向ける人が多くなっていることでしょう。

御所はさすがに観光客は少ないものの、暖かい日差しに誘われて、散歩する人や、子どもと遊ぶ人の姿が多くみられました。グランドでは野球をする少年チームの声が響き、御所らしいいい空気が流れています。

帰りに二条のシネコンで映画を見て帰りました。映画は、テリー・ギリアムの「Dr.パルナサスの鏡」。死んでしまったヒース・レジャー(「ダークナイト」のジョーカー役でアカデミー助演男優賞)を中心に、ジョニー・デップやジュード・ロウ、コリン・ファレルが共演。トム・ウェイツが悪魔の役で出ているのにはビックリでした。
映画はもう、超豪華なモンティ・パイソンが炸裂。始めは眠たかったけど、お話が佳境にはいるとぐんぐん引き込まれていきました。でもこの映画、好きな人キライな人はっきり別れてしまうでしょう。
モンティ・パイソンが好きな人にはおすすめ(あとでテレビでみるより。映画館がいいと思います)。

2010年1月24日日曜日

ベルリーナ、今見てもいい姿


わが家の自家用車の第1号は、このダイハツ・ベルリーナです。写真はネットから見つけたものですが、このカタチこの色。たしか、800ccで2ドアクーペでした。1964年製。イタリア人がデザインした車で、その後イタリアデザイナーの手になる日本車が増えていきます。
木目のパネルに、3本スポークのステアリング、かっこいいのに、シフトはなぜかコラムシフト。この部分だけガックリでした。センターピラーについた小さなオレンジの方向指示灯がアクセントでした。免許とりたての父が、近所の自動車整備工場から買った車です。


オソロシイことに、買ってすぐ、父の田舎の九州まで家族4人で帰りました。東京オリンピックの時代。まだ中国道などの高速道路があるはずもなく、道もひどく過酷な旅行となりました。帰りはみんな汽車で帰りたかったはずです。きっと、父も。
そうそう、この車の真っ赤なオープンカーがでてくるTV番組があったのです。月光仮面やジャガーの眼の続きで、大瀬康一主演の「バックナンバー333」というものでした。旧~~ッ。

高校を出てすぐ免許を取りました。運転を始めてしばらくは、このベルリーナにお世話になりました。すでにポンコツで馬力もない車でしたが、柔らかな曲線のデザインは好きでした。それから2年くらいたって廃車になってしまいましたが。

2010年1月16日土曜日

「ウィローズ」まで歩いて

ホノルルへ行ったら、また行きたいレストラン。行く人にぜひおすすめしたいレストラン。それがウィローズです。ワイキキから30分ほど歩いて、カイムキのモイリイリという町の住宅街の中にあります。時間のない人はバスかタクシーを利用して、ぜひどうぞ。名前通り、柳の木と大きなゲートがお出迎え。一歩中に入れば、えっ、こんなに広いのとビックリです。

レストランは池の上の船のよう。庭の池には本物のカヌーが浮かんでいます。レストランの奥の庭には小さなチャペルも有り、別室のホールでは結婚パーティが行われているようです。
ポッドキャスト情報では、地元の人から愛されているレストランだとかで、ぜひ行ってみたかったのでした。

お昼に行ったのですが、1メニュー。お昼のバイキング=$16.00くらい。でも、このバイキングがお値打ち。カルアピッグやラウラウといったハワイの伝統料理から、おいしいと評判のカレーまで、さまざまな料理が楽しめます。隣室のキッチンで好きな料理を盛ってきて、あとは飲み物をオーダーするだけ。とても気楽に楽しめます。
地元のお爺やおばあがサークルの集いのように歓談しているのも和やかな雰囲気。店内のスタッフが年寄りに気を使っている様子がとても自然で、いい空気が流れていました。
多分、平日でお昼が遅かったので空いていたのでしょう。予約もせずに行ってもOKでした。わざわざここまで来る観光客は少ないみたいです(夜のオプションツアーで、ホノルルの夜景を見てこのウィローズに来るというツアーはあるとか)。

帰りはまた、ぶらぶらとアラワイ運河沿いにあるアラワイゴルフコースに沿ってアラワイパークの方へ。そしてワイキキの端から端へぐるっと回って帰ると、2時間以上たっていました。こんな感じで、レンタカーを借りていない日は、アラモアナ方面へダウンタウンへ、ワード方面へと、ほとんど歩いていました。お昼はちょっと頑張ったので、夜食はお安くフードコートへ。

2010年1月9日土曜日

彼らは何処へ



たぶん妙心寺あたりのお坊さんの修行でしょう、ときどき雲水さんが「ほぉ~~~」と声を出しながら町内を歩いていきます。(「法施(ほっせ)」といっているらしい)。休日の朝とかが多くて、眼を覚ましてしまいます。いつもは10人前後なのですが、この前会社に行く時に、西の方から50人くらいの雲水さんがこちらに向かってきたのでびっくりしてしまいました。
そういえば、その前の休日に嵐山の天竜寺に行ったとき、若い坊さんが集団でいたので、きっと彼らなのでしょう。


昔は玄関に立ち止まり、お経のようなものをあげてくださり、母親がお米などをあげていました。今は各家を回って托鉢するより、お経をあげながら通り過ぎていくという印象です。
冬の寒いときにわらじ一つでと思って足下をみたら、なんかスニーカーのようなモノを履いています。おやおや、それもお揃いみたいです。京都のお寺で修行の合宿があるという感じです。

ベテランの雲水さんの声は透き通り、よくハモり、町内に響く「ほぉ~~~」が輪唱のようで、とてもキレイなのですが、この日の雲水さんたちはバタバタと騒々しいのでありました。
そう云えば昔は、虚無僧さんも町内を歩いていた。家で留守番している時に、玄関の前で尺八など吹かれて、とても怖かった記憶があります。

時代劇のスパイはみんな虚無僧の姿をしていましたね。虚無僧さんの姿は、最近、町中はもちろん映画の中でさえ見なくなりました。

2010年1月3日日曜日

「お宝」探して、セーリング


あけましておめでとうございます。
二番底が来るだの、鳩山政権は参院選まで持たないだの、どうも落ち着きがない世の中。そう言いながら通勤電車で出かけ、一年の大半を都市で働き、帰ってもTVの情報を中心に暮らしていると、どうもそのペースに乗せられてしまっているみたいです。「稀薄」で「ちゃらちゃら」で感動のない時の流れ。
そうした流れには流されず、というより、流れを気にせず、流れに足をとられることなく、しっかり歩いていける術を見つけなければと思う新年であります。
写真はいつもお参りに行く上賀茂神社で買った宝船の版画。今年が皆さまにとって、幸せ多い年でありますように。本年もマイペースで「お宝」探して、お気楽さんぽしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

2009年12月30日水曜日

Bye Bye 2009

仲間たちとの恒例の「かに道楽」での忘年会も終わり、いつもの「京都ゴルフ」での大晦日ゴルフ(今年は30日でしたが)も終わり、お墓参りも終わり、後は部屋を片付けるだけという、いつもの年末がたんたんと進んでいます。

そして「お気楽さんぽ」も今年最後となりました。今年の1月から始めたこのブログがこんなに続くなんて、いちばんビックリしているのは私です。ブログをしたいなぁとは漠然と思っていたのですが、試しにとso-netやGoogleのブログページをいじっている間に、勝手にアップされてしまったみたいな状況で、始めることになってしまいました。

日記など長続きしたためしがないのに、こんなに続けてこられたのは、いい加減なペース配分と、読んでくださっている皆様のおかげです。今年コメントを寄せてくださった方、本当にありがとうございました。

● hulagirl66さん ● しお爺さん ● ゆきちゃん ● Kitamura_Yさん ● ヨウドウさん ● シンチャン ● マシュケナダさん ● O'Sam さん ● ぴのこさん ● Chiffonさん ● 温泉玉子さん ● らんぽさん ● こ」おやおややおや さん ● えつこおかあさん ● レフティさん ● くろしん さん ● 嵯峨の金物屋さん ● マンボさん ● 隊長さん(コメント順)

そして、コメントはしてないけれど、よく読んでるよという皆さんもありがとうございます。

ネタがどこまで続くかはなはだ不安ではありますが、あと1年は大丈夫でしょう。昨年行ったHawaii ネタもまだまだあるでよ。そんな訳で、来年も頑張ってみようと思います。どうぞよろしくお願いいたします。