お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2009年12月30日水曜日

Bye Bye 2009

仲間たちとの恒例の「かに道楽」での忘年会も終わり、いつもの「京都ゴルフ」での大晦日ゴルフ(今年は30日でしたが)も終わり、お墓参りも終わり、後は部屋を片付けるだけという、いつもの年末がたんたんと進んでいます。

そして「お気楽さんぽ」も今年最後となりました。今年の1月から始めたこのブログがこんなに続くなんて、いちばんビックリしているのは私です。ブログをしたいなぁとは漠然と思っていたのですが、試しにとso-netやGoogleのブログページをいじっている間に、勝手にアップされてしまったみたいな状況で、始めることになってしまいました。

日記など長続きしたためしがないのに、こんなに続けてこられたのは、いい加減なペース配分と、読んでくださっている皆様のおかげです。今年コメントを寄せてくださった方、本当にありがとうございました。

● hulagirl66さん ● しお爺さん ● ゆきちゃん ● Kitamura_Yさん ● ヨウドウさん ● シンチャン ● マシュケナダさん ● O'Sam さん ● ぴのこさん ● Chiffonさん ● 温泉玉子さん ● らんぽさん ● こ」おやおややおや さん ● えつこおかあさん ● レフティさん ● くろしん さん ● 嵯峨の金物屋さん ● マンボさん ● 隊長さん(コメント順)

そして、コメントはしてないけれど、よく読んでるよという皆さんもありがとうございます。

ネタがどこまで続くかはなはだ不安ではありますが、あと1年は大丈夫でしょう。昨年行ったHawaii ネタもまだまだあるでよ。そんな訳で、来年も頑張ってみようと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2009年12月23日水曜日

ストロングコーヒーを窓際で


昔、我が家で母親が喫茶店をしていた時期があった。その頃のコーヒー代は80円くらいだったと思う。そしてその頃は多くの喫茶店で、ストロングコーヒーを出していた。うちの店ではネルのドリップでコーヒーをたてていた。それを店が始まる前に飲んでいた。濃いめのコーヒーにミルクを入れてちょっとマイルドにして飲む。香りも味わいも、まったりとしていい感じ。朝の陽がちょっと差し込む窓際の席だった。

写真のコーヒーミルは、その頃から豆を挽いてきたマシーンだ。今はもう、うるさくて、振動が激しくて使っていないが、キッチンのアクセントになっている。知る人ぞ知る、富士ロイヤル製だ。

その頃から「アメリカン」コーヒーも多くなってきたようだ。外国旅行に行く人も増え、向こうの何杯でもおかわりできるコーヒーを好む人が増えてきたからだろう。うちの店ではきちんとアメリカンをたてていたが、お湯で薄めてアメリカンという店も多かったようだ。ずっと濃いめのコーヒーを飲んできたから、アメリカンは頼りない。

だんだんとストロングコーヒーを飲む店も、飲むことも少なくなっていった。会社の近く、肥後橋の駅近くに「柳屋」という喫茶店があって、品のよいおじいさんがおいしいストロングコーヒーを淹れてくれていたが、その店も無くなってしまった。
この10年ほどは、会社の近くの小さな喫茶店に通っている。そこはサイフォンで、濃いめのコーヒーを淹れてくれる。リタイアしたらコーヒー店でもやろうかという義理の兄さんのコーヒーが、またおいしい。コーヒーは自分で淹れるより、淹れてもらった方がおいしい。

2009年12月13日日曜日

ピンボールなら1台ほしいかも


シュルシュル、ビィヨ〜ン、バシバシビュイーン、ポコポコポコ、バシバシビュンビュン、カコーン!
今、どれだけの人がピンボールマシーンを知っているのでしょう。電動スマートボールのようなモノで、銀色のボールをはじいて得点を重ねていきます。穴に入れたり、柱にぶつけたり、壁に当てたりしながら点数アップ。真ん中ストレートに落ちてきたボールを、バットで打ち返すがごとく左右のボタンでバー(フリッパー)を操作します。
このボールを打ち返す音から、僕たち周辺の中学生はこのマシーンを「ビュンビュン」と呼んでいました。


中間試験や期末試験が終わると、即、街へ飛び出し映画を見に行ったりしましたが、その頃この「ビュンビュン」は映画館の入り口などに並べられていました。映画を見ずにビュンビュンだけしていた日もありました。
そうそう、今はない嵐山ホテルの地下の遊技コーナーには、ひも付きピンのボーリングなどと一緒に、「ビュンビュン」も数台ありました。

マシーンに体をぶつけてボールをコントロールしていくのですが、ぶつけすぎると「カコーン!」という音とともにTILT!となり、ボールをはじくフリッパーが動かなくなってしまいます。カナシ~イ!  でも、手首をクッションに、体をぶつけていかないとボールに勢いはつかず、高得点は望めないのでした。

今でも多分、ピンボールがあれば夢中になってしまうでしょう。でも、子供たちがいっぱいのゲームセンターなどには行きたくもありません。きっとピンボール・バーなどもあるのでしょうが、どうもねえ。
おまけに、2つや3つのボールが同時に出てきたり、2階建て盤面になるなど、どんどんバブリーに派手に進化し、もう昔の「ビュンビュン」の面影はありません。電子式のカウンターより、ドラム式の数字が回っていくカウンターが懐かしい。どんなゲームも複雑になっていくほど、シンプルな頃の面白さを失っていくようです。

2009年12月1日火曜日

秋深し 紅染まる シネ探路

というわけで、久しぶりのシネマ探検・町歩きに行ってきました。メンバーは8人。手術したはずのNさんも元気に参加。今日は京大近くの(ホットケーキのない)進々堂前に集合して、吉田神社や真如堂など東山方面を巡る予定です。天気は、快晴とはいかずあいにくの曇りですが、紅葉は今が盛り。真っ赤かになっている模様です。

いつもの鬼平犯科帳のシーンを探して、まずは吉田神社へ。「この辺りが撮影に使われた場所」と指さすリーダーNさん。さすが事前の予習もばっちり。次の目的地へ、しばし吉田山を散策。落ち葉に埋もれた散策路。町中にこんな素敵な森があるなんて。


そして真如堂へ抜ければ、さすが紅葉の名所。観光客がとたんに増えてきました。ちょっと枯れてきてはいますが、美しい風景。その紅葉の向こう、池の畔に、今日のお目当て「京都・映画誕生の碑」がありました。
(京都で劇映画が創られて100年目の昨年、第1作<本能寺合戦>が撮影されたこの真如堂に碑が建てられました)

くろ谷さんで、会津藩士の墓所などにお参りしながら、永観堂方面へ。お昼に寄ったのは「一番星」というちょっと名のあるラーメン屋さん。午後の予定は、哲学の道から、永観堂へ。そして東山から岡崎へ。人混みに揉まれながら、人混みを避けながら、紅葉色に染まっていくシネ探の面々でした。

こういうグループでの町歩きは本当に楽しい。ブラブラ前に行ったり後ろに下がったり。七人の人たちと、たわいない会話の花が咲いていきます。気の置けない仲間たちとの充実した時間は、あっという間に過ぎていきます。
打ち上げはいつもの新京極「スタンド」。のはずだったのですが、一杯。三条小橋の「こがんこ」で沈没とあいなりました。

久しぶりに鮮やかな色のついた今年の紅葉も、そろそろフィナーレ。翌日の日曜日には、京都で初氷を観測したそうです。シネ探、次は何処へ。若葉萌えだす頃でしょうか。また、遊んでね。