お気楽さんぽ

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2015年1月26日月曜日

あこがれたのは、報道カメラマン


大人になったら何になりたいか? 「嵐電の運転手さん」と答えていた幼い頃はともかく、ある程度大きくなってからのあこがれは報道カメラマンでした。小さい頃からカメラをいじっていたこともありますが、TVの「事件記者」がかっこ良かったせいもあるはずです。でも決定的だったのはロバート・キャパの「ちょっと、ピンぼけ」を読んだからです。小学生でこの本を手に取るというのも相当変わっているとは思いますが。戦争の真っ只中に、武器を持たずに飛び込んでいく人たちがいることを教えてくれました。

戦闘を撮影するのではなく、人を撮ることで戦争を撮る。などなど小さかったワタシにいろいろ教えてくれた本ではありました。数ある戦争映画はありましたが、報道カメラマンをあつかった映画は、1960・70年代はなかったと思います(「M・A・S・H」にちょっと出てきたかな?)。なにかありました?「地雷を踏んだらサヨウナラ」など邦画のモノは10年くらい前に見ましたが。

家に「LIFE誌」があったことも影響してるかもしれません。ピューリッツアー賞や写真家集団「マグナム」なんて名前もけっこう早くから興味を持っていました。でも中学生・高校生時代、ベトナム戦争のリアルな戦場を見るにつけ、そのあこがれもしぼんでいきました。やはり「死」が隣りにある職業は尻込みします。ベトナムで、アンコールワットで、名のあるカメラマンがどんどん亡くなっていった頃でした。作家の開高健が、ベトナム戦争に従軍記者として記事を書いていた姿にはびっくりしたもんです。
それにしても、最近の戦場に向かう報道カメラマンの生存率はとても低くなってるみたいですね。人質で軍資金を得るという発想の戦争と、無人爆撃機飛び交う誤爆の戦場では、カメラマンの生命なんていくつあっても足りません。

この写真は、小さい頃に買ってもらっていたカメラで、「フジペット」といいます。レンズの横のシャッターを数字通りに1→2と押して写真を撮ります、大きなファインダーがかっこいい!レンズの上の赤○は快晴で、青○は雨という露出。最近は小学校の遠足や、親戚の家に遊びに行ったときのネガが出てきて、パソコンに取り込んで遊んでいます。


トレンチと カメラと葉巻の 夢凍る



2015年1月11日日曜日

あけまして、おめでとうございます。

今年の京都は、いきなり大雪で始まりました。
大晦日の暖かな一日から一転。大晦日の夜からチラチラしはじめ、元旦の昼2時頃から夕方にかけて一気に積もりました。家の方では20cmも積もったでしょうか。気象台発表では午後6時で16cm、61年ぶりの大雪ということです。2日朝は近所の神社へ初詣に行ったものの、昼過ぎからまた降りはじめ15cmくらい新たに積もりました。
前の道路でも追突事故が。晴れていても、道路はテカテカの状態です。


さて今年は、と考える間もなく気がつけばもう11日。もう少しゆっくりと一日一日を過ごしていきたいものです。スキーをしていた頃は、寒さも気にならず、信州あたりの積雪情報を楽しみに見ていましたが、最近の冬は寒いだけ。早く春が来い、という気持ちがだんだん強くなってきました。でもまだ1月。寒さの本番はこれからです。

春を待っているのはプランターの植物も同じ。今年も「絹莢(きぬさや)」が芽を出しています。
初めて植えたチューリップの球根からも青い小さな芽が。部屋の中では、ガラスの器でクロッカスも根を出し芽を出しガンバっています。

今年もこんな調子でこのブログを進めていきます。もっと頻繁に更新しろ、というお叱りの意見も年賀状でいただきますが、どうぞお気楽におつきあいくださいませ。


初雪に 羊群れたり パーキング