お気楽さんぽ

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2011年10月23日日曜日

秋祭りがあちこちで


今朝は朝から家の前の道路を、楠木正成公が御所へ向かった。今日は、時代祭。昨日雨だったので今日に順延された。そして、わが常磐野学区からは楠公上洛の行列が時代祭に加わることになった。
こんなことは記憶にない。あの時代祭のお供の人たちがアルバイトであることは知っていたし、外人さんが喜んでたくさんの人が参加するのも微笑ましく思っていたのだが。
主人公たちのメイン行列は、京都市の各学区の持ち回りだったのか?今まで、そんな話を聞かなかったのは、常磐野にも時代祭の話がくるほど学区が大きくなったということか。それとも新しい時代祭システムなのだろうか。

最近は地域のお祭りが活発なようだ。ほんの数年前までは、氏子のお祭りの参加者を募集してもなかなか人が集まらず、町会の役員を中心にむりやり参加させられていたのに。この頃の若者たちは、地域のお祭りやイベントに積極的に参加するみたいだ。祭りはもとより、運動会などのイベントの動員もスムーズに行っているみたい。
古い町と新しい町がいりまじる、京のややこしい町内にも、積極的な若者の住人が増えてきたのはとてもいいことだ。

地元の小さな祭りにも、路地には屋台が出店されていて、「晴れ」の日感覚いっぱい。法被を纏ったちびっ子たちや、中学生のお姉さんお兄さんたちも太鼓をたたいたり、獅子舞を舞ったり大忙し。1時間ほど散歩する間に、あちこちの町内で3つほどの祭りに出会った。

ところで、楠公の行列は、花園まで30分ほど行列。そこから、バスなどで御所へ向かい、時代祭に参集するらしい。秋晴れの、祭り日和だ。

2011年10月16日日曜日

TANTAN が好きなのだ

もうすぐ、今年の年末くらい? に映画が公開されそうなので、その前に言っておこう。「ボク、タンタンが好きです」。今日のブログの内容はただそれだけです。ベルギーのマンガの主人公です。
髪の寝癖の立ち方がいいです。ステンカラーコートを風になびかせて走っている姿が美しいです。少年のくせにジャーナリストというのがいい。

海の中も宇宙へも、エジプトに行くように出かけていくタフさが素敵です。スヌーピーもいいけれど、主役を喰ってしまわない(でしゃばらない)、ホワイト・フォックステリアのスノーウィがかわいいです。いかにもと云う感じの、個性あふれるとんまな悪役の脇役陣が充実しています。極めつけは、赤白ストライプの宇宙ロケットの勇姿にしびれてしまいます。

日頃、あまりキャラクターものを集めたりはしないのですが、赤塚不二夫マンガの「タイホするー!」のピストルぶっ放す「本官さん」は気にいって、腰ふるフラガールと一緒に車に置いています。本官さんはスピード違反しないよう、サイドミラー横に自戒をこめて飾ってます。そして、文具やカレンダーやマグカップなどでお世話になっているのがタンタン・グッズです。一時は、パソコンのデスクトップもタンタンでした。まぁ、子どもっぽいですが、いい歳しても、これくらいならいいでしょう。

きっと、映画のタンタン面白くないだろうなぁ。スピルバーグだからなぁ。ウォーレン・ビィーティが主演・監督した「ディック・トレーシー」くらいぶっ飛んでいたら、面白い映画になるのになぁ。あんな感じで、コミックのタンタンの世界を描いてほしいなぁ。と、思いますが、まだ見ぬ映画ゆえちょっとだけ期待しておきます。

2011年10月9日日曜日

神戸はやっぱり歩いて楽しい街

久しぶりに神戸に散歩に行った。なにが目的という訳でなく、初めての場所をぶらぶらしようということで。JRの「六甲道」で降りて、摩耶ケーブルの方へ。さすが神戸山の手。登っては下りの坂道、古い邸宅街。歩いていると「桜のトンネル」というのがあった。400mほどの坂道の桜並木。住宅街の細い坂道をバスが下っていく。

昔、「べっぴんの町」という映画があった。調べてみると1989年配給となっていた。柴田恭平が私立探偵のハードボイルド映画(ちょっと甘いけど)、神戸の町を舞台にしたセンスのいい映画だった。多分、和久井映見が高校生の役で出ていたが、デビュー作だったと思う。鶴瓶もいい味を出していた。こうした映画はやっぱり、神戸や横浜といった港の街でないと日本では絵にならないみたいだ。そうした映画のシーンによく出て来る、そんな感じがする「桜のトンネル」だった。ちょっと危ないけど、カーチェイスのシーンなど撮ればサンフランシスコも真っ青となるような坂道だ。

そしてぶらぶら行くと「王子動物園」が現れた。しょうがない。行きがかり上、入ってみることにした。動物園って何年ぶりだろう。京都の岡崎動物園の倍は広い。
パンダもいてる。旭山動物園のおかげか、動物ごとに楽しく見られる工夫もいっぱい。とくに山猫とか雪豹とかのスタイルの美しさに目を見張る。遊園地も子供たちでいっぱい。飛行機がぐるぐる回る、ブランコが回る、木馬が回る。ボクたちが小さかった頃の乗り物がいっぱいだ。
昭和の香りがする動物園だ、と思っていたら、明治の「ハンター邸」がここに移築されていた。異人館の中でもひときわ大きい気がする。ミントグリーンの素敵な邸宅。入館料をとらないのもうれしい。

あっという間に日が暮れてきた。海文堂へ行って本を買って、中華街へ行って店の前で売っている中華ちまきやなんかを買って家へ帰ろう。