9月の台風21号は、京都でも50年ぶりくらいの強烈な風台風となった。台風のとき外を見るとプラスティックか木材か、ひらひら吹き飛ばされている。ちょっと外に出てみれば、吹き飛ばされそうになり、手すりにしがみついた。オソロシイ風だった。
家の近くでは、嵐山渡月橋の欄干がなぎ倒された。平野神社の拝殿が柱が倒れてペシャンコになっていた。植物園では大きな木があちこちで倒れていた。双が丘では、麓の道は歩けるが山に登る道は立入禁止。仁和寺の裏の山の八十八か所巡りも立入禁止。聞くところによると、京都の市街をぐるっと見ながら洛東洛北洛西をハイキングできる京都トレイルも、全面立入禁止らしい。どこも倒木がひどく、その撤去の手が足りないのだ。
今年は茨木高槻の地震もあり、雨の被害もあちこちにあり、そしてこの台風。大阪もそうとうひどかったみたい。呑みに行けば、「お前の家は大丈夫やった?」となんど言い交わしたことだろう。
何もないようでも、瓦がずれたりアンテナが曲がったり、雨漏りがしたり、オツカレサンな年ではあった。
台風26号もスーパー台風らしいが、あれは来週来るのだろうか?
短き日影を跨いでパターする