
黒豆はまだ早いかなとおもったが、売っていた。まだ少し小さいみたいだが、早生の黒豆はおいしいらしい。今夜は早速こいつとビールだ。いつもの交差点横の八百屋さん?で買った。お昼に食べた、「牛とろ丼」もうまかった。観光のレストランやお店はどこも混んでいたが、「潯陽楼」という旅館の2階の食堂は空いていた。
牡丹鍋で有名な料理旅館らしい。創業明治40年。司馬遼太郎や水上勉も宿泊したという。「牛とろ丼」は量もたっぷり。安くて、満足、満腹。食堂にはいろんな能面や能の絵が飾られていて、オーナーさんが能が好きなのかと思っていた。
帰り道、駐車場へ向かうときに、町中の春日神社に立ち寄った。かなり古い神社らしい。大きな能舞台が境内にある。第13代篠山藩主 青山忠良は能楽愛好者として知られ、文久元年(1861)に春日神社へ奉納したとか。建築的にも全国の能舞台中屈指のものと説明されており、国指定の重要文化財になっている。篠山は、丹波牛や黒豆だけでなく、「能」の世界でもちょっと有名らしい。犬も歩けば、いろんな発見があるものだ。