ちょっといいスコッチ・バーが京都にあります。ここ「ターバン」のマスターとはもう30年くらい前から顔見知りで、結婚する前からよく行ってました。友達の友達が、あちこちでこの店につながっていて、みんなから愛されている不思議な店です。「ほっ」とする空気が心地よく流れています。
だからといって、呑みつぶれたりは出来ません。無作法な酒を飲んではいけない、という凛とした空気がカウンターを清々しく流れているからです。横を見ると、カウンターの皆さん背筋がピンとしているのです。
ちょっと前から、この店にいくとラフロイグなどアイラ島のスコッチを飲んでいます。
最近誰かのブログでラフロイグのコーク割りが流行っているという情報を仕入れました。そんなアホな、とは思ったのですが、「だまされたと思って飲んでごらん。コークの味が、ラフロイグのヨードのような香りをさらに引き立てるのだよワトソン君」。と、いうのです。こんなことオーダーできるのは、あの店だけだなと思い、出かけました。
まずは、ラフロイグのソーダ割りでウォームアップ。そして二杯目、マスターに「えェ~」といわれながら(目はすでに、何すんねんと、いってました)お願いしました。「おいしいらしいで、独特の味が際立って」と勧めたら、シェークしたスプーンで一口飲んで、これはないワという顔してました。
確かにこれはないワ。普通にソーダで割ってる方が、はるかにおいしい。ブログの噂はあてにならない。宿題をやり終えた気分で三杯目はボウモアのソーダ割りに。そして四杯目は… と、夜は更けていったのでした。
2010年3月27日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
お久です「ターバン」で一緒したことありましたかいな?
返信削除僕も「ターバン」は古くてMo君の専門校時代、前身のロック喫茶「飢餓」がスタートでそれ以来続いてます。年に数回しか行かへん儲からん客ですが、最近はたまに子供達が自分達で行き二世代でお世話になってます。
今日は日吉窯元まつり行ってきました。ややブランド高値ですが地域一帯感のあるまつりでおもしろいです、明日もやってますよ!
Tavern Simpsonへは結婚式の日以来行っていません。それまではよく葡萄屋の竹澤さんとよく通ったものです。ただ僕は外道ですのでいつもWilkinsの辛くちGingerAleをたしなんでいました。ところでイギリスにはPIMSという変わったお酒がありますが・・・イギリス人はほんとうに美味しそうに飲んでいますが、日本では見かけたことがありません。知り合いのイギリス人に聞いても日本では名前すら知らないバーテンがいると嘆いていました。AOさん、Tavern Simpsonで確認してください。
返信削除レフティさん、ワタシも年に数回しか行かない儲からない客の一人です。たぶんMo君の紹介が初めだったと思います。
返信削除酔ったレフティさんに肩車されたお子さんが、鴨居に思いきりオデコぶつ当てられてたの覚えています。
O'Samさんこんにちは。竹りんとは、懐かしい。彼はターバンのマスターとよく草野球してましたね。
返信削除PIMSというお酒きいておきますが(忘れなかったら)、
これなら呑めるのですか?
いやいや、えらいこと覚えたはりますな(;一_一) そうやテニスの帰りに行ってましたね、今はその顔面打った子の旦那がたまに行ったはります(笑)
返信削除金物店です。
返信削除みんなアイラに惹かれるのですね。私もメロメロです。いろいろ飲みましたが、ラフロイグがやっぱり大好きです。
嵯峨の金物店店主さんお久しぶりです。アイラ島のいろんなウィスキーを飲みたいと思い、ミニボトル探しましたが、ないですね。ハーフボトルでもそろっていれば、家でもいろいろ呑めるのに‥‥。
返信削除ちょっと気になるので一筆。みなさん申し合わせたようにTavern を「ターバン」と呼称されていますが、敢て言うなら「タバン」がいいと思います、「ターバン」となるとインドの人が頭に巻くturbanと間違えてしまいそうです。
返信削除老婆心。