お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2010年7月18日日曜日

青空、入道雲、コンチキチン


夏が来たぁ!という感じの青空の下に、山鉾巡行を見に行った。今年は宵山に行かれなかったので、巡行だけでもちょっと見ようと思った。ここで見ようと思った場所は、御池通新町の角。そこに先頭の長刀鉾いたからだ。この角で、辻回しがおこなわれて、各鉾はそれぞれの町内へと帰っていく。


さすが土曜日の巡行とあって、もう人出は最高。はやくも暑さにやられたお年寄りのために、救急車のサイレンが響いている。そうこうしているうちに、長刀鉾の辻回しが始まった。キレイに3度で、直角に方向転換。新町通へと入っていった。

四条通りや御池通りを優雅にパレードする姿より、電柱や古い軒先をぎりぎりかすめて巨大な鉾が曳かれていく姿こそ、昔の町衆の祭りという面影がある。最近はこうしたポイントを知っている観光客が多く、細い道は早い時間から人でいっぱいだ。


長刀鉾のあと、油天神・霰天神の山車に続き函谷鉾がやって来た。函谷鉾の辻回しは残念ながら、長刀鉾のようにはキレイに息が合っていなかった。これを見て、新町から河原町へとやって来る鉾を見ながら歩いていった。

ちなみに上の写真は王朝絵巻から出てきたような優雅な「菊水鉾」と「船鉾」。鉾の姿だけでなく、装飾の違い、浴衣の違い、お囃子の違いなど、祇園祭は楽しめる要素がいろいろある。

ご贔屓さんといっしょに祭りを楽しむ舞妓さんも多く見かけた。


2 件のコメント:

  1. 偶然ニアミス!僕も新町御池に到着したのが長刀辻回しが始まったころ、あまりの人混みに小型三脚で外輪より観客してました。しばらくして姉小路新町に移動、ここは少しシケインで車輪にくさびが入り屋根方さんがよく電柱を押して忙しくなるところです。そして最終の北観音山で終い囃子を聞き帰ってきました、暑かった!!

    返信削除
  2. 新町御池の北西角で見ていました。すぐ目の前で辻回しがあり、なかなかの迫力でした。祭りの参加者たちは、だいぶお疲れのようでしたが。
    細い道シケインでの山鉾の方向微修正は、チョースロードリフトを見るようです。

    返信削除