最近、案山子が復活してきたみたいですね。いろんな場所の田んぼで、いろんな案山子を見かけます。マネキンを使用した、かなりシュールな作品も人気みたい。この写真は、広沢の池の近くの田んぼです。なにかコンテストをしているらしく、ずらっと横並び。下にはネームプレートのようなものも見かけます。
レレレのおじさんがいたりカールおじさんがいたり、20体ほど並んでいました。端っこの方には、トラッキーもいました。なかには首と胴が離れていて、かなりホラーなものもあります…。
深く頭を垂れてきた黄色い稲穂と、案山子たち。なかなか正しい秋の風景を見るようで、楽しい気分になってきます。
この辺りの田んぼは、地域の人に愛される田んぼをめざしているようで、春には空いた田んぼで蓮華を育てていました。高さ30cm以上もある蓮華が風にゆらゆら揺れていて、「でっかぁ」とびっくりしました。立て看板によると、幼稚園児がもうすぐ蓮華摘みに来るので、採らないで下さいと書いてありました。
こうした四季折々の田園風景を残していくことで、嵯峨野の価値が高まっていくのでしょうか。落柿舎のあたりでも、観光客のための遊歩道が取っ払われて、もとの田んぼに戻されていました。結構毛だらけです。
ワタシは、人力車にも反対です。特に嵯峨野では狭い道が狭くなるだけでなく、時代のイメージがむちゃくちゃになってしまうからです。お年寄りにはうれしいサービスかもしれませんが、渡月橋あたりだけにしておいてほしいものです。
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