お気楽さんぽ

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2011年3月21日月曜日

You'll Never Walk Alone


東北巨大地震が発生して1週間以上たちました。
被災された方々、そのご家族の方々にお見舞い申し上げます。


発生日の金曜日は、大阪のオフィスでも、僅かな揺れですが長い間揺れていました。ちょっと気持ち悪かったです。それが東北の地震のものとは驚きでした。
日本観測史上最大のM9.0といわれてもピンと来ませんが、さまざまな津波の映像には、自然の力の前では、人の無力さを感じずにはいられません。TVでも、呆然とする映像が次から次へと、映しだされていきました。

阪神大震災。あれが人生で同時代に遭遇する最悪の災害と思っていましたが、なんということ。まだ20年も経っていないのに。被災された多くの方は沿岸漁村やお百姓さんのお年寄りが多い感じ。地震に耐えたのに、巨大な津波が襲ってくるとは。逃げるに逃げられなかった無念さが重く避難所を満たしているようです。

そしてさらに追い打ちをかけるように(あるいは、今まで起こらなかったのが不思議なくらい)原発の「炉心溶融」のニュースが展開しています。このニュースはどうやら海外のメディアが熱心に報道しているようで、ドイツなどでは津波の被害情報そっちのけで、原発ニュースにかかりっきりとか。これもまた、世界同時的な情報共有になっているようです。
東京をはじめとする関東地方でも、計画停電や外国人の帰国命令などもあり、異様な恐怖心が広がっているそうです。

次から次へと情報が入ってきだしたのはツィッターです。私のiPhoneにも、はじめは東京からのひどい揺れのメッセージが。そのうちに東北らしいというメッセージが。そして、津波注意のメッセージに。
リアルな情報がどんどん、世界中を駆け回っていたようです。その日の夕方には、海外のCNNやBBCで津波の映像を流しているという情報もツイッターで知りました。川からあふれた海水が畑や田んぼを侵食していくヘリからの空撮でした。ちょっと信じられない光景。(NHK WORLDの映像でしたが、NHKのHPでは見られませんでした)

テレビでは、原発中心の情報があふれていますが、ツィッターではどこそこに支援が足りないとかいうすぐ役に立つ情報だけでなく、海外からの応援がこんなに届いているとか、リアルでうれしくなる(感動してしまう)情報が発信されています。

その中の一つ、卒業式が中止となってしまった立教新座高校3年生へ送った校長先生のメッセージがすばらしいので、ここでも紹介させていただきます。

http://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/

神戸のように少しでも早く復興してほしい。それは無理な願いなのでしょうか。
たしかに今、日本人がなにかに試されているような気がします。そしてその連帯感みたいなものが生まれているような気がするのは幻想でしょうか。なぜかみんながサッカーでおなじみになった日の丸を胸に付けているような気がするのですが。

最後に、AKB48の5億円の義援金にはびっくり。こいつらすごい。

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