お気楽さんぽ

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2011年9月25日日曜日

波乃音酒造「余花朗」へ

この前の休日は、久しぶりに琵琶湖へ行った。湖西にすむ会社の後輩から、「おいしいお酒と鰻をたべさせる店があるので」ということで出かけた。年に一度くらい後輩の家に集って湖を見ながら呑む顔ぶれだが、今年はお店でということになった。

場所は堅田の浮御堂のすぐ近く。「波乃音酒造」という酒蔵が夏の間だけ、鰻を食べながら、そこのお酒をいろいろ楽しめるというコースを提供してくれているのだ。鰻は、鰻丼の小と最後に出汁で食べる鰻のお茶漬け。量的には少しだが、それまでにいろいろお酒を楽しめるので、けっこういい気分になり、お腹はいっぱいに。
お店は琵琶湖に面した古い建物で、名は「余花朗(よかろう)」。ここのおじいさんが高浜虚子のお弟子さんだったということで、その俳号をお店の名にしたとか。虚子もたびたび訪れたそうで、短冊や掛け軸、「ホトトギス」がずらっと揃っていた。

帰り道は、旧家「居初邸」のお庭や堅田漁港、出島灯台などを見ながらぶらりお散歩。やはり琵琶湖はいい。おだやかな湖面がひろがり、さらに大きな晴れ渡った空がどこまでも広がっている。あちらが湖北、あちらが伊吹山か。大きな景色を見て暮らす時間が多いほど、人ってゆったりした心のリズムを育てていけるのだろうと、盆地育ちのワタシは思った。
わが家の最寄りの駅から堅田の駅までJR 570円。クルマでも1時間ほど。最近は琵琶湖の周辺をハイキングすることが多かったが、もう少し浜辺を歩き、港町を訪ねてみる時間をつくるのもよさそうだ。

2 件のコメント:

  1. 「星の夜」だったか、誰だったかなぁ、書いたの。
    琵琶湖周辺の数々の仏像をテーマにした推理小説。
    その仏像がどこにあるのかを追跡したことがあります。
    結局、10箇所ほどで挫折しましたがね。
    というのは、御開帳の年が何十年に一度とかで、まったく公表されていないので。

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  2. 毎度です。なかなか面白そうな小説ですね。琵琶湖の周辺と行っても、浜あり、山あり、島ありで、いろんなお寺がありますもんね。ゆっくりと訪ねて歩くというのもいい宿題かも知れませんね。

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