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お気楽さんぽ

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2011年7月24日日曜日

お楽しみは「八月の濡れた砂」

舞台は湘南。ギラギラの太陽。カァっ~と暑い真夏のグラウンド。不良高校生の村野武範がやってきて、みんなが勉強している校舎にサッカーボールを蹴り込む。窓ガラスが割れる。 こうして、あの「八月の濡れた砂」は始まった。
夏といえば、この映画なのだ(裕次郎の「太陽の季節」はリアルタイムに見てないので)。

不良。ヨット。暴力。反体制。爽やかな女優(テレサ野田が風のようだった)。けだるい音楽(石川セリはもうこの1曲だけで伝説になった)。「夏」という季節のすべてが、この映画の中にあった。あの頃から、いったい何回見ただろう。

はじめは、学館の99円映画上映会だったろうか。当時、大学の学生自治会が主催する、税金のかからない99円の映画上映会で「寅さん」や「健さん」の映画をいっぱい見られた。
それとも、一乗寺の方の「京一会館」の深夜映画で見たのか。当時、近くの屋台で食べたラーメン屋が「天下一品」になろうとは。



とにかくそんな、ちょっと疲れた時代に、一生懸命、蹴りをいれていたのが、日活ニューアクションという映画群だ。このまえWOWOWで原田芳雄の「反逆のメロディ」をやっていたが、やはり面白かった。追い込まれていった人間たちが自分にケリをつけていくアクション映画を、当時の助監督たちが自由に映画していたのだ。ねぇ、米ちゃん。そしてその息吹は、この「八月の濡れた砂」を最後に、日活ロマンポルノへと受け継がれていく。

最近はこうゆうガラの悪い、乱暴な、でもどこかあたたかい映画は韓国に持っていかれたようでさびしい。
突然(余命2年と宣告されていたらしいが)、原田芳雄が亡くなった。特別好きというわけでもないが、こんなに早く死んでしまうなんて。

4 件のコメント:

  1. 映画が映画であった時代ですね?今は映画俳優がいなくなったから・・・・。ながいこと日本映画を見なくなったな〜。もう日本映画は無理かもね?
    それにしても最近、散歩の記事が少ないな〜
    暑いからか?歳とって足腰立たん訳でもあるまい・・・

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  2. Kitayama_Yさんこんにちは。
    まだまだ日本映画の中にも若い監督のいいのがありますよ。でも興行的にヒットしにくいみたいで。
    暑いので、足腰立たなくなってしばらくお散歩さぼってます。70年代の映画の時代にお散歩しました。

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  3. AOさん、こんばんは。相変わらず夜型でして・・・

    ここ何年か、いい邦画はありましたよ。
    ボクは時代物が好きだからその方中心に観ているのですがね。
    どうも、ドンパチなる、空っぽな洋画いうものが嫌いですから。ひとはエンターティメント性がどうのと言うけど、心の中には何にも残らない。

    だけど、何で昔の映画は記憶に残ってるのやろ、と。
    しゃべりにしろ演技にしろ、どちらかと言えば今の役者の方が数段上やと思うのに、何でかなぁ。

    アロハで誤摩化すのはやめて、Tシャツでも来て歩きましょうよ。
    あっ、それはおれか。

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  4. 漁さん、こんばんは。
    どうも洋画には点が辛いようですなぁ。洋画にもいいの結構ありますよ。昔の映画の方が、濃密な空気が流れているような気がするのは、洋画も邦画も変わらないですが。
    濃密な空気というのは、見る側の「のめりこみ度」も大切な要素かもしれませんが。

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