昔は電車がストで運行しない日がよくあった。長いときは3日もストだった。電車の線路が通学路になり、遊び場になった。いつもと違う友だちと、遊びながら帰ったりした。ずっとずっと先の駅まで線路を歩けるのは、ストの日くらいだった。どこまでもレールの上を歩いていく。線路の上の空も広がっていく。映画「スタンバイミー」のあの気分だ。
あの頃、スト告知のポスターはちょっとうれしかった。最近は労使関係の話し合いがスムーズなためか、ストという強硬手段はなくなってきたが。
まぁ、あの頃はストの日でなくても、線路でよく遊んでいた。五寸釘をレールに置いて電車に踏みつぶしてもらったら手裏剣ができた。ダーツのような遊びをしていたのだ。
電車が通る時間は10分おき。次の駅まで、線路を走って行ったりしていた。町内の路地のような道も線路を横切っていた。踏切のない小道がいっぱいあって、大人たちも裏庭のように線路を横断していた。
最近はさすがに柵ができ、線路に入れないようになってきた。まして、線路に入る子供たちの姿などは見かけなくなった。絶対にダメと学校で注意されているのだろう。油がしみ込んだ木の枕木も、コンクリートのものに変わってしまった。
北へ2機 初空裂きし ジェット雲
線路の写真って好きや〜!そういえば昔、南海上町線にはねられて、終点の住吉公園まで連れていかれて、痛さよりも長い時間電車に乗れたのがうれしかった。今でも大阪に帰ってその場所を通るたびに思い出す。
返信削除Kitamuraさん、おひさしぶり。今年もヨロシク。
返信削除動いてる電車から線路見るのも飽きないね。進行方向を見ると景色を見てしまうけど、電車の後ろで流れていく線路を見ていると、それに集中できて、じっと見ていられる。
あれは何なんだろう。動く景色も好きだけど、流れていく線路も面白いですね。
ところでブログ、お疲れさんしてるようだけど。