歳をとれば、嫌いなものも食べられるようになる。そんな食べ物の一つが、この「鮒鮨」です。食べられるようになったのはほんの8年ほど前。食べられるようになるきっかけなんて、他愛もないもので、出張帰りに立ち寄った長浜のそば屋さんで、同行した人のをつまんだところ食べられるようになったのでした。
・その理由(1) そば屋さんの酒の肴の「鮒鮨」は、初めてのお客さんにもすすめられる、初心者向けのクセの弱いものであった。(初心者向けがあるなんて知りませんでした)
・その理由(2) 一緒に呑んだ地酒が良かったらしい。「琵琶湖の「鮒鮨」を食べるときは、琵琶湖の地酒を一緒に飲むと不思議に口の中がすっきりするンですよ」とそば屋さんのおばちゃんの言う通りでした。
で、初心者向けの「鮒鮨」で、そのうまみを知ってしまうと、あとはもう中級者向けも上級者向けもOK! OK! 高島あたりのお酒と老舗の「鮒鮨」を味わったりしていました。しかし「鮒鮨」っていろんな価格のものがあるんですね。調子になって食べ過ぎるとまた嫌いになると困るので、これからもゆっくりつきあっていきたいと思っています。ただ「鮒鮨」のお茶漬けは、ちょっとその濃厚な味のひろがりにびびってしまい、まだ手が出せません。
先日、彦根に居る大学時代の後輩から手づくりの「鮒鮨」をもらいました。なかなかクセのあるお土産。ゆっくりと、ありがたくいただいております。
湖(うみ)の雪 積もりしごとし 鮒の鮨
まことにご無沙汰しており、その節はありがとうございました。
返信削除いつまで沈んでいても仕方ないので思い切ってまる1年以上振りに投稿します。
うちの実家は滋賀県湖畔寄りだったんで鮒鮨はよく漬けていて僕も小さい頃から、目の前で解体した鶏の刺身とすき焼きと鮒寿司はよく食べさされてたんで何の違和感もありません、むしろ最近は亡父がしてたように鮒鮨の頭と尻尾をお椀にいれそこに醤油をかけ熱湯を注ぐと格別です!
レフティさん、お帰りなさい。ここでは、久しぶりですね。
返信削除ボクは、鶏の解体を近所の宴会の用意で見てしまい、その匂いのために鶏肉嫌いになってしまいました。今では焼き鳥も好きだけど、ブヨブヨの皮はまだダメです。
鮒鮨に熱湯を注ぐというのも、なかなかハードルが高そうです。
またお宅にお邪魔して呑みたいと思います。
いつでも来てください、呑みましょ!
削除人の記憶力というのはおかしなもので、鮒鮨ときくと米津さんを思い出してしまう。誰かの展覧会のパーティーかなにかで「こんなん食たことないやろ〜」と得意そうな顔でおもむろに開いたのがこれ!「こんなん食いたない!」と好き嫌いの激しい俺は顔を背けていた。それ以来、鮒鮨を見たこともないし、もちろん食べたこともないという平和を満喫していたら、この期に及んでまた鮒鮨の話や〜!あれは喰えん!
返信削除先日は有り難うございました。久しぶりにみんなに会えて楽しかったよ〜!また大阪に行って時間がある時に寄ります。
Kitamuraさん、まいど。
返信削除もう鮒鮨は絶対ダメという、嫌いさやね。そうゆう人も多いと思います。鮒鮨をすすめる米津さんの顔が目に浮かぶようです。
先日は社長がいちばん喜んでいたようで、あの時の写真をプリントしてくれとU野に所望してました。
また、大阪に戻ってくる日を楽しみにしています。