今回の道は、裏道ではなく、堂々とした表の街道ですが。昔風に言えば、一条通の西のほう。今風に言えば、「きぬかけの径」として観光マップに載っています。東は(北は)金閣寺から、立命館大学、竜安寺の横を通り、仁和寺、福王寺へと続きます。この福王寺の交差点からは高尾ルートと、広沢の池や大覚寺・嵐山方面へのルートに分かれます。
観光ルートのメインルートの一つですが、日本人は自家用車かバス利用が多いようです。それにくらべ、外人たちはよく歩いてはります。仁和寺~竜安寺~金閣寺は歩く観光にぴったりの道なのです。
金閣寺の裏の山を衣笠山といいます。その昔、貴族たちがこの山に絹をかけて、金閣寺から冬景色の楽しんだという話もあります。そうしたお話からの「きぬかけの径」なのでしょう。
写真は竜安寺の西のほう。このあたりには古くから「山猫」という茶店があり、時々映画で見かけます。近くには映画人が多く眠る墓地もあります。
この道をクルマで通るのが好きです。多少遠回りでも、よく通ってます。四季の変化がすごく楽しめるのと、かわいい外人の女の子に手を振れるからです(ウソです)。最近は散歩コースにもなっています。金閣寺から仁和寺まで歩いても30分くらいでしょうか。「京都マラソン」のコースにもなっています。ずっと上りがつづく、過酷なコースではあります。
息を吸う 枇杷の葉ひかる 雨あがり
AOさん、まいど。
返信削除ええとこ教えてもらったわ。近々行くわ。
そやけど、車はアカン。このコースは絶対歩きやで。
この間、大西さんの個展で京福嵐山線に乗ったんやけど、あの日は大西さんとの再会に時間取ってて、行って帰るだけやった。
あそこ、ええな。
嵐山は何度か行ったから何となく知ってるけど、丁寧に見てたら情緒あるし、ゆっくりブラブラ歩くにはもってこいの町や。
もっぱら東方面(京阪三条周辺、わりと広い範囲)はよく行ってる。
これからは西やね。仁和寺、金閣寺、大覚寺は観光で行ったけど、あまり知らんな。
漁さん、まいど。
返信削除このきぬかけの径がはじまる、立命館の前に「堂本印象」の美術館があるけど、ここも美術館そのものが面白いで、印象の作品は美術館が小さいのであまり置いてないけど。パーマネントコレクションを見せるのは年末の催事の時だけらしい。
もうお寺の観光なんかせんと、ひたすらこの径をまっすぐ嵐山まで歩くのもいいで。夏は暑くて、あかんけど。
時間がうまくあえば、付き合うで。
AOさん、まいど。
返信削除「堂本印象」は聞いたことないね。
でもお薦めならば行ってみるか、年末やね。
ところで、お寺の観光は目的ではないよ。
たまたまそこにあったっていうことでね、京都って、ほら、行く先々にお寺があるやろ。
ちょっと抽象的やけど、「そこの空気が感じたい」とでも言っとこかな。(笑)
前々から気になってたんやけど、
投稿文の下に俳句を載せてるやんか。
あれ、AOさんのやろ?
そういう才があったとは知らんかった。
そうか、文学青年(?)やったもんな。
ええわ、あれ。