お気楽さんぽ

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2009年4月20日月曜日

日だまりの筍


筍の旬は、今ごろでしょうか。今年はもう遅いのでしょうか。嵯峨野を散歩していたら、あちこちの竹林で手入れをしているお百姓さんを見かけました。うっそうとしたお寺の竹林などと違って、筍を育てている竹林は、陽があたるように竹が間引かれ、竹の落ち葉がふかふかのベッドのように積もって、寝ころべば気持ち良さそうです。そうした落ち葉のベッドの上に顔を出している筍を数本見つけました。食べるにはもう育ちすぎているようですが、とてもカタチが良く、筍のそばには目印となる若木が挿されていました。なにか儀式に使う選ばれた筍、またはこの竹を大きく育てていこうと選ばれたものかしら。小さいくせにエヘンと威張っている風に見えました。

嵯峨野のお百姓さんの家の前にはときどきコインロッカーのような販売スタンドが有り、100円でキャベツやネギなどいろいろなものを売っています。さすが筍はないだろうと覗いてみると、10cmくらいの小さな筍が3本ほどビニール袋に入れられて売られていました。もう夕方だったので、朝ぼり筍を今買ってもなぁと、やめましたが、皮をむくとどれくらいになるのでしょう。さらに歩いていくと、ゆがいた筍が900円や700円という値がつけられ売られていました。

それにしても、春の景色の移り変わりのはやいこと。つい1週間前まで満開だった桜の木が、もう青々と若葉の衣に着替え始めています。田んぼにも蓮華の花が美しく咲いています。あまりに美しいので近寄ってみたら、右京区民のための蓮華を摘む会というのがあり、その会のために手入れされている畑があちこちにありました。普通の田んぼの蓮華より2倍ほどの高さに成長し、ゆらゆら風に揺れていました。

4 件のコメント:

  1. ふわー 筍の子 可愛い!
    写真からでも 竹の香りがするね。

    ”朝ぼり筍ブランド”も良いですが、地元の皆さんは”筍蹴り”って 足でボンと蹴って モロっと折れたらOK わかめとふつふつ 炊いていただくんですって。
    山椒を ぱんして。

    よその竹林で ボンしたらあかんえ。

    しお爺

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  2. しお爺さん、毎度です。朝のうちに、ポンして、フツフツして、パンして、うまそうですね。最近は居酒屋に行っても、若竹煮をつまんでいます。

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  3. 中国産のたけのこを京都産と偽ってスーパーに出回ってました。
    NEWSを聞いて、今は、京都産のたけのこを買うのに迷っています。
    どうしましょう。
                えつこおかあさん。

    ちなみに全部ゆきがパソコンうってるから~(笑)

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  4. えつこおかあさん、こんばんは。怒濤のコメントありがとうございます。「京都の○○さんの筍」というのも、あてになりません近ごろは。
    PS 自分でキー打ってよ。ゆきちゃんかわいそう。

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