
でも先日、ケンミンショーにちょっと出てたので、一度くらいは行っておこうと出かけました。
カウンターが狭いのはわかっていたので、5時ジャストの開店を狙って行きました。10分前にはもう一人待っていました。5時きっかりに、暖簾があがり、「おいでやす」。お母さんのような女将と、息子さんのような大将を中心に、バイトの子もてきぱきと働いています。
いやぁ、お料理みんなおいしかったです。大きな徳利に入った賀茂鶴の熱燗で、こころもほかほか。両脇のお客はどこかの大学の先生らしく、話題がちょっとうるさいけれど、気にしない。
茶室のような天井も、席の作りも、今の居酒屋では望めない凝りよう。先代の思い入れがしっかりと息づいています。壁には「とっくり2本まで、門限10時」の筆書き。だらしなく呑めません。お値段は二人で15,000円。こんなにおいしいものゆっくり食べられるなら、たまにはいいのでは。
店の中は意外と広く、2階にも座敷などあるそうです。そちらは予約もできるとのこと。でもねえ、やっぱりカウンターがいちばんです。
店内やお料理の写真撮るのすっかり忘れていました。先斗町ご近所の風景でごめんして。