お気楽さんぽ

お気楽さんぽ

2009年2月22日日曜日

1パック=180球   2100円のリゾート


土曜日。あたたかいので、ゴルフの打ちっ放しに行ってきた。考えることは皆同じで、結構混んでいて、少し待たされた。ゴルフの中継とかを見て、みんなウズウズしてきたのかな。
練習場へ行くのは少し面倒くさいが、練習そのものは面白い。あれこれ考え、落ち込んでいく時もあれば、ピシッという打感で何かをつかんだ気になる時もある。今日はアイアンばかり打っていた。久しぶりにまとめて打つと、手が痛くなってきた。

崖の上まで300ヤード。ご覧のように、目の前がひらけている練習場なので、椅子に座ってボーッと人の打球を見ているのも気持ちがいい。そうそう去年は、向かいの崖に親子連れの鹿が現れた。親鹿に、五頭くらいの子鹿。小さいのは本当にアニメのバンビのように可愛かった。みんなの打つ球がばんばん飛んでくるのに、崖を登ったり、途中で休んだり、悠然としたものだ。当たればかなり痛いと思うのだが、どうゆう神経をしているのだろう。気付かずに球を打ちつづける人が圧倒的に多いのも不思議だ。
きっと夜明けの誰もいない打ちっ放し場は、子鹿たちの遊び場にでもなっているのに違いない。

大きな虹を見る時もあれば、墨絵のような驟雨に見とれる時もある。夏は黙々と入道雲の湧き上がる様を見ることもある。黙々と練習している人が多いのはもちろんだが、こうした風景を楽しむヒマ人も結構いるみたいだ。
時々(年に一回もないくらい時々)、誰かのゴルフクラブが手を離れ、空を舞い、芝生に落ちるときがある。係員が拾いに行くしばしの間、みんな打つのをやめ、しょうがないなぁという顔で見ている。妙な連帯感が生まれる時だ。

2 件のコメント:

  1. 毎回楽しい写真とエッセイ見てるよ これからも続けてよ

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  2. ヨウドウさんが見てくれたら、ハリキリます。今のペースで続けていきます。コメントまたお願いします。

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