お気楽さんぽ

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2009年2月11日水曜日

ONO食堂の、ラウラウ


Q. タランティーノがピジン英語飛び交うハワイアン・マフィアの映画を撮ったら、冒頭シーンにはきっとこの食堂が出てくるだろう。ハワイでの初日、そんな下町気分がいっぱいのお店に、遅い昼飯を食べにいった。ハリウッドや地元ハワイのスターさんたちのポートレートがベタベタ貼られた壁もまた、タランティーノ好み。ディープな気分に圧倒されそうな食堂が、”オノ・フード・レストラン”だ。ガイドブックに載っていなかったら、きっと入らなかっただろう。

ラウラウとカルアピッグのプレートランチを一つずつ注文した。片言の日本語が出来る日系三世くらいの食堂のおじいさんが、つけ汁(ソース)の作り方と食べ方を英語で教えてくれた。豚肉を包んでいる「タロイモ」の葉といっしょに食べるんじゃ。テレビで見るような、お上品な顔をした料理ではなかった。タロイモでつくったポイもたっぷりくれた。その後、このハワイアン料理をいくつかのお店で食べたが、どこも旅行客用に食べやすい味になっていた。この店のはちょっとクセがあったが、地元の人が多く来る食堂だけに、ネーティブに近い味なのだろう。

おじいさんの名前は「小野さん」というのと聞いたら、この店はおじいさんの家族の誰それの誰それの店ということだった(日本人の名前は出ていたが、英語、聞き取りできず)。ホテルに帰ってもう一度ガイドブックを見たら、”ONO”は「おいしい !」という意味だった。チャンチャン。
ガイドブックに載っているといっても、ここまでくる観光客は珍しいのかも知れない。食堂を出るとき、お土産に店のメニューを持っていけと言ってくれた。おじいさん、マハロ!

2 件のコメント:

  1. 台北来たらヨロシクってか???

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  2. こんにちは。ハワイ情報ありがとうございます!ラウラウっておいしいですよね。”オノ・フード・レストラン”今度行ってみたいです。

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