お気楽さんぽ

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2009年2月7日土曜日

オバマ、 リンカーン、 トム・ハンクス


オバマの大統領就任式を半分眠りながら見ていた。大統領のお歴々がずらっと顔を見せるあたりはさすがアメリカ、グレート・ショー!という感じだ。ただ200万人以上といわれる大群衆は圧倒的にアフリカ系アメリカ人や民主党員。オバマやクリントンに対する声援の大きさと同じように、ブッシュ親子へのブーイングはテレビ以上に凄かったらしい。

ところで、前日のコンサートからトム・ハンクスやスピルバーグがやたらと目立っていた。オバマの応援ということもあるのだろうが、リンカーン記念堂の前で、リンカーンの演説を朗読したわけは映画にあるらしい。なんでも南北戦争をテーマにスピルバーグが超大作を撮り、トム・ハンクスはリンカーン役を演じるらしい。これもまた、さすがアメリカ。大統領就任式をちゃっかりPRに利用してしまうのだ。

映画はいつごろの封切りなのだろう。「プライベート ライアン」のように、静かに残酷な映画になるのか。そしてそれまでに、アメリカ発の世界経済危機にオバマは有効な手を打ち、リンカーンやルーズベルトのようなアメリカ人に期待される大統領になっているのだろうか。映画制作は経済危機で一時中断していたが、新しいスポンサーもみつかったらしい。順調に撮影が進めば、来年の今ごろは、アカデミー賞の最有力候補になっているのだろう。

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