お気楽さんぽ

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2009年3月7日土曜日

●●● 嵯峨野の裏道 #5 映画村の中の道  ●●●


広隆寺の東を抜け、太秦映画村を突っ切る道。まだこんな地道が残っていたりします。ここは地元の人しか通らない、車も通れない道。道沿いの幼稚園の子どもたちの声と、幼稚園で飼っている鳥たちの鳴き声が聞こえるくらいの静かな道。昔は東映の時代劇のオープンセットのまん中を通っていたけれど、今は映画村のまん中を突っ切る道。映画村の見物人が多いときは人混みに紛れて映画村に入れたりしますが、「ちゃんと見張ってるぞ」「ズルは許さないぞ」とアルバイトの兄ちゃんが座っています。一目で地元の人でないとわかるこの人たちは、「どこに行かれるのですか?」と兄ちゃんに聞かれるな、きっと。
今は電柱が立っているけれど、昔はこんな写真の塀沿いで、お手軽に時代劇を撮影したりしていたのです。道を進んでいくと、右も左も映画村。入れなくても、撮影用の樹脂で出来た仏様や岩石などがごろごろしていて、映画づくりの裏側を覗くことが出来ます。
さらに北へ上がると、JR山陰線の線路と交わります。まだ国鉄だった頃は、小学生たちが踏み切りに置き石をしたりして、学校でこっぴどく怒られていた時代もありました。今はJR嵯峨野線と呼ばれ、線路も高架になってしまいました。

6 件のコメント:

  1. どーも、どーも、その節はどーも!
    地元の案内人さんと歩く京都の裏道は、
    なかなか楽しく興味深いものでした。
    半日歩いたあとのビールがまた格別……。
    当方の脚力不足で
    みなさまの脚を引っ張ることがあるかもしれませんが、
    機会があればまた、オジさんぽ、オバさんぽに
    誘ってくださいね。

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  2. ぴのこさん、こんにちは。みんなとわいわい歩く、お気楽さんぽまた行きましょう。きっとシンチャンが、次のシネ探を計画中と思います。

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  3. はじめまして。
    以前この近くに住んでいて、子供達がこの自然幼稚園に通っていたので、とても懐かしい道です。
    ここで撮影をしている時、子供達と通りかかると、中断して行き過ぎるまで待っていてくれました。ご近所さんや子供達には随分親切でしたよ。
    時代劇の扮装のまま、ここを通って大映通りへ食事に行く役者さんもいたり、楽しいところでした。
    昔どこかでお会いしてたかも知れませんね~~

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  4. Chiffonさん、はじめまして。昔は大映通りには、時代劇の扮装のままでパチンコをしている(多分時間待ちで)役者さんたちがいました。そのパチンコ屋さんもなくなりましたが。
    こんなブログですが、どうぞよろしく。

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  5. 国鉄の線路に置石とは けしからん。
    でも五寸釘は カッコイイ手裏剣ができるよ。

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  6. 嵐電のレールで、五寸釘もよくやりました。今では考えられない、アブナイ遊びをしていたものです。

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